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世界をより良くしたいなら良い影響になればいい

人は体験することによりつくられます。

生きている以上、様々な体験をすることになるから、生きている内は常に生まれ変わりつつある可能性があります。

体験というのは影響である、皆さんが関わっている社会がつくっています。

世界にある国々を見て下さい。

それぞれの国の特色に即した国民が多いのが一目瞭然ではないでしょうか。

社会という影響を受けている証拠です。

ここで言いたいのは人というのは影響により左右されるもので、決して個人の自由にはならないということです。

穏やかな環境であれば、穏やかな人が生まれやすく、その逆もまた然りなんです。

仮に人に害をなす人がいたとしても個人だけの責任とは言えないんです。

今、これを読んでいる皆さんも影響は与えられたものであって、好き好んで選んだものではないんです。

生まれる環境を、影響を選べないのに個人に責任があるというのはあまりにも無慈悲ではないでしょうか?

人は環境により良くないこともします。

場合によっては犯罪も犯します。

皆さんは良くないことをする時、嬉しい、楽しい気分で行っているでしょうか?

仕方なく、やむを得ず行っているのではないでしょうか?

やりたくてやっている人などいないんです。

本当はやりたくないんです。

やらないと困ったことになるから、仕方なくするんです。

それは環境が、社会が、世界がそうさせているんです。

日月神示では内側が外側に現れると言われています。

この世界をつくっているのは全ての人の内側である心です。

全ての人の本音が現れているのがこの世界なんです。

つまり世界を変えられるのは人間だから、全ての人に責任があるんです。

目覚めた者ほどその必要性を感じるが故に行動を起こしています。

聖者、覚者と呼ばれるグル達以外でもたくさんの方たちが、困った人たちをなくすために世界中で行動を起こしています。

そのような行動を起こさなくても世界を変える方法はあります。

一人一人が良い影響となることです。

普段の生活の中で良い影響となって生きればいいんです。

以下は日月神示の一文です。


日月神示
【下つ巻 31帖】
この神に供えられたものは何によらん、私(わたくし)することならんぞ、参りた臣民にそれぞれ分けて喜ばしてくれよ、臣民喜べば⦿(かみ)も喜ぶぞ、神喜べば天地光りて来るぞ、天地光れば富士晴れるぞ、富士は晴れたり日本晴れとはこのことぞ。
このような仕組でこの道ひろめてくれよ、それが政治ぞ、経済ぞ、まつりぞ、わかりたか。


【黄金の巻 96帖】
天地すべてのもの、生きとし生けるもの悉く、よりよくなるように働いているのであるぞ。
それが神の心、稜威(みいづ)ぞ。
弥栄と申すものぞ。
その人間のキに相応した神より拝めん。
悪いキで拝めばどんな立派な神前でも悪神が感応するのぢゃ。
悪神拝んでも正しき愛と喜びあれば、善き念が通ずるならば、悪神引っ込んで、それぞれの善き神現われるのぢゃ。
この道理よく心得よ。


【春の巻 34帖】
自分は自分の意志で生まれたのではないのぢゃ。
その時、その環境を無視出来ん。
その法則に従わねばならん。
草を拝めば草が神となり、機械拝めば機械が神ぢゃ。
食物拝めば食物が神となる。
心せよ。
神は人民を根本から永遠の意味でよくしようと、マコトの喜び与えようとしているのぢゃ。
局部的、瞬間的に見てわからんこと多いぞ。
おかげは、すぐにはないものと思え。
すぐのおかげは下級霊。
眉に唾せよ、考えよ。
現在の環境を甘受せよと申してあるが、甘受だけでは足らん。
それに感謝せよ。
積極的に感謝し、天地の恩に報じなければならん。
誠の真理を知らぬ人間に神はわからん。