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小説『兄ちゃん、もう弁当忘れんなよ!』あらすじ


あらすじ

高校一年生の天使はいつも優等生の兄と比べられ不満である。彼はいつも兄が忘れた弁当を届けに三年生の教室に行かされる。見覚えのある色の白い女子に出会い、その首に見覚えのある傷を発見する。更に女子を車で迎えに来た見覚えのある男を発見する。夕べ観たアニメにそっくりだった。天使は徐々に自分がアニメの主人公だと気付いていく。天使は19世紀ロシア皇帝に飼われた猟犬ボルゾイだった。皇帝が追う伝説の白いフォックスに噛み付いたが、あの男が乗った車で逃げられてしまう。天使は女子に噛み付き大怪我をさせてしまう。皇帝の為にどうしてもフォックスを仕留めたい、と興奮する天使の口に大きな犬の牙を見付け、救急隊員は唖然とする。




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