【DIY】 #2 賃貸マンションの限界に挑戦! セルフビルドでオープンクローゼットを作りました。
こんにちは。フジイ(@365_works)です。
皆さんは賃貸マンションでどのような暮らしをされていますか?
賃貸マンションやアパートでのインテリアコーディネートは、
部屋が狭かったり、壁に穴を開けられないなどの制約がつきものです。
ですが賃貸住宅は持ち家に比べると制約はありますが、工夫次第で十分インテリアを楽しむことができます。
そこで今回はDIYで壁面を作り、オープンクローゼットを作る実例をご紹介します。
オープンクローゼットを作った背景
今回オープンクローゼットを作ろうと思った背景は、以下の通りです。
・新居が新築で内装が分からなかったこと
・引っ越しをするタイミングだったこと
・新居の収納スペースが激減したこと
・アクセントウォールが黒で、イケてなかったこと
・腰巾木がダサかったこと
・犬が壁を傷つけないよう保護すること
壁の前に壁を作る
賃貸の壁というのは大抵、クロス(壁紙)で仕上げられており、
それが傷ついてしまうと退去時に補修のため敷金から差し引かれてしまいます。
なのでその壁を「傷つけなければいい」ので、
その前に「傷つけてもいい壁」を作ることにしました。
ダイジェスト動画はこちら▽
プラン図面▽
下地
下地の作り方は「突っぱり方式」で、金具と木材を使い、
天井と床に突っ張る構造にしました。
◯手順
① 表面のベニヤの割付を考えて、下地を組む
② 分割をして搬入し、壁に固定する
◯部材
・ベース材:垂木 (30×40mm、長さ2,500mm)
・金具:アジャスターボルト(M8×100)
・フェルトクッション
面材の貼り付け
続いて壁の面の仕上げです。
◯手順
① 面材となるベニヤをビスで貼付ける(※裏に木材がある部分にビス打つ)
② パテで隙間やビスの頭を埋める
塗装
仕上げは好きな色で塗ります。
今回は、グレーにしたかったので塗料を調合します。
比率は感覚です!
この時同時に棚板も塗装します。
◯材料
・白:エコフラット60
・黒:余っていた水性塗料 黒
・棚板:ワトコオイル (色は余っていた混ざった色)
可動棚の取り付け
最後に今回最も大事な可動棚を取り付けます。
壁を傷つけず収納力はアップさせ、装飾性を高めるという理由で
チャネルサポートを使用し、棚板とハンガーパイプを取り付けます。
すみません、引っ越しが直前に迫り、棚の取り付けを急いでしまい
映像・写真を撮り損ねました。。。
なのでいきなり完成写真です。
◯手順
① 下地がある部分にチャネルサポートを取り付ける
② 棚受けと棚と取り付ける
◯材料
・チャネルサポート レール
・棚受け
・棚板 / ラワンランバー 15mm(小口:小口テープ貼り)
完成
無事引っ越し当日に完成しました。
上段はディスプレイ、中段は畳の服、下段はハンガーパイプで吊りの服と右端に犬のケージを配置しました。
使ってみて感じたメリット
①壁にビスが打てる
仕上げをベニヤにしたので、短いビスなら奥の壁を傷つけず打つ事ができます。なので左端のように、植物やリースを吊るす事ができます。
②家事の時短
このオープンクローゼットにした事で、「⒈クローゼットの部屋に行くステップ」、「⒉引き出しを開けるステップ」の2つの行動を減らす事ができました。
単純な事ですが、毎日やる家事の一部としては、少しでも工程が減ることは、積もり積もって時短に繋がります。
③部屋の綺麗さをキープ
リビングの一面に使った事によってよく目にするようになり、
少しでも荒れていると気になって仕方なくなりました。
そして目の前にあるので、パッと片付けよ。となります。
今回の壁を作った事で「インテリアの問題」と「ライフスタイルの問題」を同時に解決する事ができました。
次はなに作ろう!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
フジイ トモキ / 365 WORKS・代表
(@365_works ) HP:Magazine 365
「家をつくる、日々をつくる」を コンセプトに
住宅リノベーションを デザイン・セルフビルドしています。
主なお仕事
・住宅のリノベーション
・家具の製作
・DIYの相談、手助け
1990年生まれ、瀬戸内→大阪→東京→瀬戸内
▶︎Blog:Magazine 365
▶︎Instagram : @365_works
▶︎Twitter : @fujii365
▶︎Facebook : Tomoki Fujii
▶︎Pinterest : @fjtomoki
▶︎note : Magzine 365
お読みいただきありがとうございました。
よろしければ、フォローもお願いいたします。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?