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【福岡旅行】もつ鍋

博多駅に到着した。まずは宿泊予定のホテルに荷物を預けに行く。迷っていたこともあり、思ったより遠い感じがした。わたしは方向音痴だ。彼がGoogleマップを駆使して道案内してくれた。
ホテルに到着すると、チェックインの手続きもしてもらえた。受付の方がとても感じが良く、ここにして良かったと思った。

身軽になったわたしたちは、事前に予約していたもつ鍋屋さんへ向かうことに。予約をする時には、落ち着く雰囲気のところが良いなとこちらに決めていた。到着してエレベーターに乗っていると「◯◯やけん」と同乗していたおじさんが話しているのを聞いて『あー福岡来たんだなぁ』と嬉しくなる。

店内は、高級な雰囲気が漂っていた。席に案内されると、もつ鍋のとても良い香りがする。期待を膨らませながら、席に座る。広々としたクッション席で、これまた嬉しい。メニューを開くと、お得感のあるセットを発見した。前菜2種と酢もつ、もつ鍋に〆のちゃんぽん麺付き。もつ鍋の味は、お店おすすめのみそ味にした。

上品な店内を見まわすと、みんなお酒を呑んでいる。私たちは飲めないのでお水をもらった。もっと若い頃ならちょっと気後れしてウーロン茶を頼んだと思う。でもここは居酒屋さんじゃないし、多少ケチだなと思われても別に気にしないくらい最近は図太く生きている。

そうこうしていると前菜と酢もつが運ばれてきた。
前菜は、博多名物の高菜と大根のお漬物。どれも美味しい。酢もつはおそらく初めて食べたがめちゃくちゃ美味しい!これをきっかけに、この旅行中は他の店でも必ず酢もつを注文するようになる。まだまだ知らない美味しいものがあることに幸せを感じる。

そうこうしているともつ鍋が届き、『5分ほどしたら出来上がります』と店員さんが教えてくれた。ぐつぐつ煮えてきたので完成。ひとくちスープを飲んでみると美味しいー!いつもなんとなく醤油ベースを食べていたが、みそ味最高!モツもいっぱい入っているし、野菜もたっぷり。
何口か食べたら無性にお米が食べたくなってきた。ほぼ同時に彼が「ごはん頼もかな」と言った。気が合う〜と嬉しくなりメニューを開くと【めし】と表記されている。店員さんを呼んで、彼が記載通りに「めし2つください」と頼むと「ごはんですね〜」と返された。お店に合わせて、なんなら気を遣って言ってみたのにごはんと言い直されて驚く彼、それを見てつい吹き出すわたし、そうして到着したごはんともつ鍋めっちゃ合う!高菜とごはんも最高!楽しい旅が始まった。