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365日ライカ:013 ライカとストロボ

「現場に行かないと、どんな場所で写真が撮れるか分からない」

そんな撮影仕事は少なくありません。

そこで役立つのがストロボ。自分はProfoto A1(2台)とProfoto B10 Plusを組み合わせて、想定される撮影環境に応じて使い分けています。

ストロボ使用例その1

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Leica M10-P, Apo-Summicron M 50mm ASPH.

この記事の写真は、全てProfto A1を天井(壁)バウンスして撮影したもの。


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Leica M10-P, Apo-Summicron M 50mm ASPH.

会議室のシーンは定常光(この場合は蛍光灯)で撮れなくもない場面でしたが、少しだけでも被写体に光を当てておくと、RAW現像時に無理なく持ち上げられるようになります。

ストロボ使用例その2

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Leica SL, Vario-Elmarit-SL 24-90mm

続いて、こちらの写真のロケーションは、定常光ではまともに撮影不能なほど暗いBAR。

B10 Plusをアンブレラでメインライトとして被写体を照らし、グリッドをつけたA1を商品であるラップトップPCに当ててエッジのハイライトと影を作り、存在を強調しています。

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Leica SL, Vario-Elmarit-SL 24-90mm

こちらもほぼ同様。

テーマが「クリエイターとPC」のため、両者を光で強調させつつ、創作の裏側に潜む苦労を、壁に落ちる影で直接的に表現しています。

ライカ用がなければ、マニュアルで使おう

といった感じで、1台、できれば2台持っておけば便利なストロボですが、ここで問題。

ほとんどのストロボはキヤノン用、ニコン用、ソニー用などメーカー別に用意されていますが、ほぼ間違いなくライカ用はありません。

ではどうすればいいのかというと「マニュアルで使いましょう」というのが答えです。

対応メーカー以外のカメラでストロボを使った場合、基本的にTTL(自動的にストロボの発光量が調整される機能)を使うことができませんが、光量をマニュアルで設定すればいいんです。

イベントやウェディングなど、クリップオンでシチュエーションを変えながらシャッターを切りまくる撮影でなければ、マニュアル操作でもそこまで困ることはないはずです(一応、購入前に店頭で動作確認はしておきましょう)。



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