『カレーみたいにモヤモヤ』
2020年から2021年にかけて、毎日カレー生活13周年記念でフォトブック的な冊子を作りました。
そのタイトルが『カレーみたいにモヤモヤ』です。
フォトブック的な冊子『カレーみたいにモヤモヤ』は、2021年5月開催の私の個展会場限定で販売しておりました。
(ありがたいことに会場で完売して、追加発送のご注文までいただきました。)
実際に個展会場に足をお運びいただいて、実物のサンプルを手に取り、中身もちらっと確認してからご購入いただきたいと思っていたんです。
ただ、昨今の世情もあいまって、どうしても会場にお越しになれなかった方がいらっしゃることも知りました。
(勇気を出してご連絡をくださった方、ありがとうございました。)
その流れに乗って、今回、こちらのnoteで同フォトブックの内容を有料公開するに踏み切ることにしました。
ちょっと下の「はじめに」と「あとがき」の引用までは無料でご覧になれます。
その引用までで、なんとなく内容を察していただき、全部を見てもいいよーと思った方はご購入いただけますと嬉しいです。
飽くまでもフォトブックのデータのキャプチャーなので、画質がいいとは言えません。
ご覧になる端末にもよりますが、画面を拡大したり縮小したりしないと読みづらい表示になってしまっているかもしれません。
そのため、noteの機能にある24時間以内(?)の返金申請を受け付けられるように設定しております。
画質がお気に召さなかった場合は、ご遠慮無く返金申請してください。
内容がお気に召さなかった場合は、ええと、なるべく我慢してください。
「はじめに」引用↓
〜はじめに〜
この冊子を手に取ってくださっていることが嬉しい。
そして恐縮です。本当にどうもありがとうございます。
毎日カレー生活「365カレー(∞)」の13周年記念として発想を実物にしてみようと この冊子を作りました。
毎日カレー生活をしながら目にした カレーとは関係無いかもしれない光景をモノクロフィルムに刻みました。
毎日カレー生活をしながら感じ得た カレーとは関係無いかもしれない想念から出てきた言葉をならべました。
カレーとは完全に関係無いとは私には言い切れません。
毎日カレー生活の副産物と言えるのかもしれません。
副産物とはいえ、真剣で…
真剣とはいえ、自由に、不器用でヘタクソで手探りで曖昧で…
そんなモヤモヤは どこかカレーにも似ている気がします。
私が自由に作り上げたように、ご覧になる方が自由に感じ取って お楽しみいただければ幸いです。
「あとがき」引用↓
〜あとがき〜
見た目・香り・温度・食感・味わい・等々や私のもとに運ばれてくる過程にも思いが巡り、目の前にあるカレーが奇跡の一皿に思えてくることがあります。
奇跡の一皿はもはや単に栄養摂取のためだけの食事ではありません。それがカレーである必然性もありません。
そもそもカレーって何なのか?私にはよくわかりません。
私たちの言葉は時に非力でもあり強力でもあります。
言葉では表現し切れない領域が"ある"としても、言葉では表現できないものだから"無い"と思い込んでしまいかねません。
言葉では言い足らない、でも単なる妄想ではない、無意識でも確実に感じていて、意味を与えられてしまう前の領域があると私は信じて止みません。
そんなカレーみたいなモヤモヤを、この冊子の余白や行間から見出してもらえますように。そう願って止みません。
2021年4月某日 写真と言葉:南場 四呂右(なんば しろう)
無料でご覧になれるのはここまでです。
上記「はじめに」と「あとがき」の引用をお読みいただいた上で、全部を見てもいいよーと感じてくださった方は是非ご購入お願いします。
今後の私の活動の資金にもなりますし、単なる金銭的な足しのみならず、励みにもなります。
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