マニュアル化された自分を乗り越えたい
こんばんは、moikoです。
今日プライベートレッスンで初めて教えた方にあまり理解してもらえませんでした。
教えたのは「~は~です」「~は~じゃありません」「~は~ですか/はい・いいえ」と、初歩の初歩だったのですが、
分からない
と、この日本語学習の第一歩で反応されたのは初めてでした。ちょっとショックでした。
この方は西アフリカから仕事のために来日した40代の方で、仕事が休みの日に勉強に来ているとても真面目な方。1日でも早く上手にしてあげたいという私の焦りもあり…。とにかくうまくできなかった自分にがっかりしてしまいました。
英語はある程度分かるけど、本当の母語は民族の言葉だし、ひらがなはまだ読めないし、音だけが頼りなんだけど発音を聞き取るのも難しいようで…。
結局最後はThis is a penを使って(普段は絶対に使わない)説明して、何とか理解してもらったけど…。
授業後、事務室に戻って落ち込みました。で、上司に相談して色々ヒントをもらい、冷静に考えると…
自分がいつもの留学生クラス授業のマニュアル化された感覚が抜けてなかったことや、臨機応変に考えて教えることができていなかったことに気づきました。
何でもそうですが、仕事に慣れてマニュアル化されすぎてしまうと、新しい発想や相手を見ることを忘れてしまうものですね。
自分に足りないのはそういうとこなんだよなぁ。マニュアルに沿ってアレンジはできるけど、全く新しい発想は出にくい、それることが難しい。
この方の授業はまた来週になってしまうけど、次はもう一度もっと分かるような新しいやり方を考えてやってみたいと思います。