「物語」を食べる。
一目惚れして、こんなお菓子を買いました。
開けてみるとなんと!
パッケージの説明としては巻物のように長い説明書きが!
なぜこのお菓子を作るに至ったのか。
どんな作り方で、原料をどう選んで、その時の気持ちはこうで・・・
す、すごい。
一粒摘んで咀嚼しながら、じっくりその文章を味わってみる。
1粒飲み込んでもまだ読み終わらないので、もう1粒、もう一粒。
読み進める度に、1粒の重さが増していく。
おいしさも増していく。
黒糖の優しい深み、ナッツとのバランスと食感。
とっても美味しい!
でも抜群の美味しさの源流はなんだか他にもあるような気がした。
もしもこのお菓子が、なんの前触れもなく口に放り込まれたら(笑)またちょっと違った味わいだったような気がする。
誰がどんな気持ちで作ってくれたものなのか。
どんな想いで、どんな苦労で。
それは、感じる味わいを確実に左右する。
食べ物は全て物語を持って、私たちのもとにやってくる。
それをキャッチするか、できないか。
知って食べると、もっとおいしい。
読み終わる頃には、このお菓子を作った髙濱さんのことを、前から知っているような、そんな気になった。
髙濱さん、ご馳走様です。とっても豊かなおやつでした。
秋田かあ。高濱さんのお店にいつか行ってみたいなあ。
知って選べば、どれも正解!
今日も楽しい食選びを。
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