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飛田柑橘園さん 季彩オイル

神奈川県 湯河原町で柑橘のフレイバーオイルを作る
飛田柑橘園さんにお邪魔しました!

この時期販売中の黄金柑と甘夏

レモン・ゆず・甘夏、ニューサマーオレンジ、黄金柑…。
季節毎の柑橘の皮から独自に圧搾抽出したフレイバーで
スペイン産のエキストラバージンオイルに香りを付ける。
柑橘が採れないバジル等のハーブオイルも作る。

蓋を開けた瞬間、みずみずしい香りが広がるこのオイル。
カルパッチョやパスタにかけたり、パンにつけたり。
柑橘の香りでお料理が一層引き立つ。

季彩オイルの開発当時を語る飛田さん。

 「季彩オイルは年間約20~25種作っています。
 その時々の旬の柑橘を使っているから、時期でラインナップが異なる。
 柑橘って、甘いものがいいっていう価値感が多くなっているけど、
 甘い/酸っぱいだけじゃないそれぞれの魅力がある。
 その季節毎の香りを閉じ込めて、たくさんの人に楽しんでほしかった。」

何度も試作を重ねてたどり着いた製法

ドレッシングはサラダ等に欠かせない存在だが、
市販のものはどうしても添加物が入っているものが多い。
我が家では、オイル+塩にしているが、年中それだと
味気ないなと感じることもある。
レモンやすだち等、季節の柑橘を絞れたら素敵だけど…
日々の生活の中では、そんなひと手間もままならない。

そんな時出会ったのがこのオイル。

柑橘の香りで食卓が豊かに。
オイルを通じて季節を感じることができるのも魅力。

長い刺のあるユズの木。「本当に大変だけど…若い葉の先端がハート形、かわいいでしょ。」


見はらしのいい畑は、ご家族で管理させている。
極力農薬を減らし、手間をかけて手入れをする。

たわわに実る、甘夏の木。

「みかんの選び方のポイントは?」
と尋ねると、
「その時手に取った蜜柑が自分に一番いい蜜柑。」
と即答した飛田さん。

「売り場でいろんな蜜柑がある中で、パッと手に取った蜜柑には
 その時の自分にとって必要な栄養と、おいしさが詰まってる。
 直観を信じて。」

強い香りと、目を引く色の柑橘。
それぞれが放つメッセージを受け止めて自分の感性で選ぶ。

甘い/酸っぱい、形がいい/悪い、色が綺麗/綺麗じゃない…
何かの基準で括るのではなく、そのものの良さを感じてほしい。
そんなメッセージが一貫して感じられる飛田さんの言葉は
いつも優しい。

「マヨネーズにちょっと足すのもおすすめ!」と飛田さん。

作り手を知ると、想いを知ると、食べ物はもっとおいしくなる。
「おいしい」と感じた食べ物は、心と体の栄養となって生きる力になる。

想いの詰まった季彩オイル。より多くの人に使ってほしい!



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