【保険で損得は考えるな②】あなたが『損』したお金はどこへ?

保険の損得とは、
前回の『どの保険がお得?』の
損得ではなく、
『保険って結局最後まで
使わなかったら損だよね。』
という考えの損得です。

そうなんです、
保険って、
結局使わなかったら大損なんです、
丸損。

だこら、まさにお守り。
『何かあった時のホケンとしてさぁ~』
という慣用句的な使われ方どおり
保険はホケン。

もし、一回も保険金を受け取らず
保証期間が満了したとき、
支払った総額を計算して(笑)後悔する人は
保険に向いていないかも…
という話です。

では、あなたが損をした保険金は
どこに行くのでしょうか?

もちろん、まずは
その保険会社の社員が
働いた分のお給料として
ありがたくいただています。

余談ですが、
保険だけでなく銀行や証券会社など
『お金』を直接扱う、いわゆる金融業界は、
やはり給与水準が高めで
(お金が直接集まるからですかね??)
大手企業ばかりなので、
待遇・福利厚生も手厚い印象です。

新卒時代は、
(ろくに業界調べもしないで失礼な話ですが)
金融業界はなんとなく、
金に汚いイメージが!!笑

※以下、ガンに関する話を書いてます、今現在お辛い状況にある方の気分を害することがありましたら、申し訳ありません。

ですが、ひょんなことから
保険会社で働くようになり、
その考えは少しずつ変わっていきました。

昨今は保険会社ならではの取り組みで
例えばガン検診の啓蒙活動なども
各社、力を入れていると思うのですが、

私のいた会社も
もれなくそのような取り組みをしていて、
その下準備として、
・ガンに罹患し、
・保険を活用、
・乗り越えました、
というお客様の声を集め
体験談として冊子にまとめる―
という仕事に携わっていました。

そこそこのボリュームがありましたが、
受け取った分は全て読みました。
私より社歴の長い先輩もいましたが、
そういう声に触れるのが
はじめての人もいて、皆で泣きました。

そうです、
あなたが受け取ることなく、
支払ったお金は
本当に必要な方々の所へ届いています。

保険の元々の精神は助け合い。
だから、保険をかけていれば
困ったときに受け取れるし、
受け取らなくても『損した』と
考える必要はないのです。

よくよく考えると、当たり前なのですが
その仕組みを目の当たりにした時
私は、保険を損得で考えるのはやめよう
と思いました。

保険を損得で考えると、
必要な保証がブレることも。

保険は損でも、得でもない―
そう考えると、
保険に入るか・入らないか、
どの保険が自分に必要なのか、が
分かりやすくなりますよ。

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