読書レビュー? ~仄暗い水の底から~

あの「リング」で有名な

鈴木光司さんの作品。

読んだのはもう10年以上前。


記憶力めっちゃ低いので

本の内容とか けっこう忘れちゃうんですが

これは怖すぎて覚えてるんですよね~


※※※心霊話では、ないです※※※


その日はちょうど雨でした。

夜、職場を出たとき 雨に気付き

会社のビルのゴミ捨て場にあった黒い傘を

拾って(モラル低くてすみません)、

電車に乗りました。

そこで、この本を読み始めたんです。


内容は「水」に関する

複数の怖い話のエピソードが

プロローグとエピローグに挟まれてました。

内容は、想像より断然怖く

(もともとホラーすごい苦手)

「やばい、よりによって雨の日に 

なんでこんな本読んでんだろう…」

心は後悔でいっぱい。

途中で終わらせるのもなんか怖いので

猛スピードで読み進め、

やっとエピローグまでたどり着く。


プロローグでも出てきたおばあちゃんが

海で拾いモノをした孫に言う。

「水辺で、持ち主が分からないモノを

拾ってはいけないよ。どんな想いが

つまってるかわからないからね。」

(の、ような感じのセリフ)


「・・・」


ぎゃー!! 誰のか分からない黒い傘を

わざわざ拾ってきてしまった!!

雨!水!拾いモノ!

ヤバい!

この傘をさして夜道を帰るのはヤバい!

家も知られてしまう!(誰に?笑)


怖くなりすぎちゃって

傘、そのまま電車に

置いてきてしまいました…

ごめんなさい…


本の内容とリンクした読書体験をしたことで

忘れられない1冊となりました。

さすが鈴木光司さん、筆力がスゴい…!


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