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みちのく潮風トレイル コースガイド 28/50 陸前高田市 小友駅~西下駅

こんにちは。岩手県宮古市あたりを中心に、みちのく潮風トレイルや三陸ジオパークのガイドをしている人です。みちのく潮風トレイルは南下と北行それぞれの向きで全線を2回踏破しています。
ゲストハウス3710というゲストハウスもやっています。宿泊に限らず宮古市に来たらぜひお立ち寄りください。

この記事は、みちのく潮風トレイルを実際に歩いた経験と写真などに基づく、コースガイドです。全線を50セクションに区切って紹介しています。八戸から南下(SOBO)での紹介をしていきますが、分かりづらい場所などは、なるべく逆向きからの写真も織り交ぜて紹介していきます。ルートが分かりづらい場所の写真には矢印を描き入れています。矢印はあえて手描きの書き殴ったようなへたくそな描き方をしています。きれいに描くよりそのほうが伝わりやすい感じがするからです。

北のスタート1番目の八戸セクションと最後の50番目の相馬セクション、この2つの記事はお試し版として無料公開しています。それ以外の記事は有料記事となります。各記事の序盤だけはお試しで無料にしていますので、続きを読む際には課金をお願いしています。

各記事は、何年もかけて、何度もルート上を両方向から歩き続けていて、現在もなるべく常に最新の情報への更新を心掛けていますので、そのためのご支援としてご理解ください。

記事は一つずつ購入だと1記事あたり200円です。また、全線の50記事をセットにしたマガジン形式で一括購入も出来ます。一括購入の場合には5,000円に割引していますので、一記事あたりは約105円となります。
購入済の記事がすでにある場合も、一括購入は必ず5,000円です。

みちのく潮風トレイル全線コースガイド(有料記事)↓

基本的にはセクションハイクを想定した情報を提供しています。テント泊の情報は、公式のデータブックやトレイルサポーターの情報が参考になりますので、あまり掲載していません。(公式にテントを張っていいと認められている場所は紹介を入れることがあります)

(この記事は2023年4月時点での情報で書いています。あくまで記載の情報は目安として、各自の自己責任にて充分な調査や計画のうえで行動に臨んでください。記載内容の正確性や、記載内容を参考にしたことにより生じたトラブルや事故等について、当方は一切責任を負いかねますのでご了承ください)


■小友駅~黒崎仙峡

岩手県 陸前高田市エリア、大船渡線BRTの小友駅から、広田半島を一周してBRT西下駅までのセクションハイク区間を紹介します。

だいたい舗装路ですが、広田半島の北寄り区間は自然歩道です。ほどほどにアップダウンがあります。広田崎はルート本線ではないのですが、景観が素晴らしいので、寄らないともったいない場所の一つです。

西下駅の手前から小友駅は、まっすぐ結べば、実は30分もかからずに歩けます。そのため、セクションハイクなら小友駅~広田半島~小友駅というやり方も大いにありです。

また、広田半島一周だけだと6時間ぐらいなので、余裕があるなら西下駅からもっと南や、小友駅より北のほうへ区間を伸ばすのもありだと思います。小友駅や西下駅を使った周回がだいたい30㎞弱かなと思います。

逆に、半島がくびれている広田小学校あたりでセクションを2回に分けてもいいと思います。北側は小友駅起点終点。南側は黒崎仙峡か広田崎を起点終点にしやすいです。

あと、今回の広田半島ルートですが、環境省やみちのく潮風トレイルクラブの公式マップの他に、「広田小学校6年生版マップ」というものもあって、これがかなり見やすくて情報量がありますし、何より地元の小学生が調べて作ったマップですので、入手出来たらおすすめです。近隣の施設などで手に入ることがありますね。とてもいい取り組みだと思います。

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