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みちのく潮風トレイル コースガイド 49/50 新地町 新地駅~駒ヶ嶺駅

こんにちは。岩手県宮古市あたりを中心に、みちのく潮風トレイルや三陸ジオパークのガイドをしている人です。みちのく潮風トレイルは南下と北行それぞれの向きで全線を2回踏破しています。
ゲストハウス3710というゲストハウスもやっています。宿泊に限らず宮古市に来たらぜひお立ち寄りください。

この記事は、みちのく潮風トレイルを実際に歩いた経験と写真などに基づく、コースガイドです。全線を50セクションに区切って紹介しています。八戸から南下(SOBO)での紹介をしていきますが、分かりづらい場所などは、なるべく逆向きからの写真も織り交ぜて紹介していきます。ルートが分かりづらい場所の写真には矢印を描き入れています。矢印はあえて手描きの書き殴ったようなへたくそな描き方をしています。きれいに描くよりそのほうが伝わりやすい感じがするからです。

北のスタート1番目の八戸セクションと最後の50番目の相馬セクション、この2つの記事はお試し版として無料公開しています。それ以外の記事は有料記事となります。各記事の序盤だけはお試しで無料にしていますので、続きを読む際には課金をお願いしています。

各記事は、何年もかけて、何度もルート上を両方向から歩き続けていて、現在もなるべく常に最新の情報への更新を心掛けていますので、そのためのご支援としてご理解ください。

記事は一つずつ購入だと1記事あたり200円です。また、全線の50記事をセットにしたマガジン形式で一括購入も出来ます。一括購入の場合には5,000円に割引していますので、一記事あたりは約105円となります。
購入済の記事がすでにある場合も、一括購入は必ず5,000円です。

みちのく潮風トレイル全線コースガイド(有料記事)↓

基本的にはセクションハイクを想定した情報を提供しています。テント泊の情報は、公式のデータブックやトレイルサポーターの情報が参考になりますので、あまり掲載していません。(公式にテントを張っていいと認められている場所は紹介を入れることがあります)

(この記事は2023年4月時点での情報で書いています。あくまで記載の情報は目安として、各自の自己責任にて充分な調査や計画のうえで行動に臨んでください。記載内容の正確性や、記載内容を参考にしたことにより生じたトラブルや事故等について、当方は一切責任を負いかねますのでご了承ください)


■新地駅~右近清水

今回ご紹介するのは、みちのく潮風トレイル 福島県の新地町区間です。
JR常磐線の新地駅から南の駒ヶ嶺駅のひと駅分ですが、間に鹿狼山へのアクセス路と登山が挟まっていて、20㎞近く距離があります。
また、新地駅はトレイル本線から2㎞ほど離れていますので、セクションハイクにおいては区切り場所をちょっと悩むエリアです。

新地駅は温泉付きホテルや有料駐車場があって拠点にはしやすいのですが、トレイル本線からは2㎞ほど離れているのがちょっと難儀。北にしろ南にしろ、駅から本線に出るまでで30分近くかかるということになります。

また、新地駅から少し北の海沿いにある、磯山展望緑地公園から、みちのく潮風トレイルに続く連携トレイルである「ふくしま浜街道トレイル」がスタートしています。
ふくしま浜街道トレイルは、磯山展望緑地公園から釣師浜防災緑地公園を経由して、新地駅そばから新地町役場前を通り、龍昌寺付近からみちのく潮風トレイルと合流します。
そこからみちのく潮風トレイルのエンドである松川浦環境公園までは、みちのく潮風トレイルとふくしま浜街道トレイルの重複区間となりますので、あわせて参考としていただければと思います。

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