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憧れの生活

ども、3636です。子育て真っ只中の36歳です。

自分は33歳で母になったのですが、30歳過ぎて仕事もプライベートも割と思い通りにいくようになってきたのが、子を産んで全く思い通りにならない世界へ一転。毎日が必死。

そんな私は先日、映画「おらおらでひとりいぐも」を観ました。


主人公は旦那さんに先立たれたおばあちゃん。時折昔の回想シーンが入るのですが、それがなんともキュンとして切ない。中でも、お風呂から出た後に服を着ないで逃げ回る子供たちを追いかけ回す場面は、とても愛おしく感じました。

まさに今、自分は3歳と1歳を追っかけ回してます。
追っかけている当の本人は
「もう!!いい加減にしてよ!めんどくさいな!」
と、ペースを乱されイライライライラ。

秩序をもって暮らしたい…
せめてゆっくり呼吸をしたい…

でもこの映画を観て、後で懐かしく思うのって、スケジュール通りにきちんと生活できてたことじゃなくて、ヒーヒー言ってた時なのかもと。
大変でも、その時しか体験できない時間には価値がある。後で振り返った時、きっとキラキラ輝いて見えるんだろうなぁと。

そこからは、
ご飯を食べてもらうために恐竜使って必死に席まで誘き寄せたり、
子供たちに見つからないように旦那と台所の影でマックのポテトを立ち食いしたり、
坂道で二人乗りベビーカー押すのが辛くて「がんばれがんばれ」ってつい自分を応援してたり、
二人の食事・歯磨き・オムツ・着替えを時間内に済ませて毎朝慌てて家を飛び出したり、
恐竜がほしいって言われて戻ったり、
そんな大変で余裕がなくなってイライラしちゃいそうな時は、

「あ〜これは後で振り返ったときにキュンとするやつだわ〜価値あるわ〜」

って思うようにしました。
ま、結局毎日怒ってますけど。
でも、鬼のように怒ってる自分もひっくるめて愛おしい時間なのかも。


とはいえ、美味しいものをじっくり味わったり、作る時間も含めて楽しんだり、そんな余裕のある暮らしへの憧れはもちろんあり。そういう系の本を読んでる時間は最強に癒し。
でも、それを叶えるのは、子供たちがもうちょっと大きくなるまでとっておこう。


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