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Lesson 30 背泳ぎ プル(腕の掻き)その3 水中でやってみる!

(タイトル画像は、お外で背泳ぎすると空が気持ちいいよね! ってことで「空」にしてみました。)

💧 背泳ぎを完成させます。 Lesson 7 水中でバランス part 2 で、背中で浮いてスタートする練習をしました。ここから始めます。

練 習
手順① プールサイドのヘリなどをつかみます。両肩を沈めて後頭部を水に載せます。両足はプールの壁です。

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手順② 両足で壁を押してスタートです。両腕は耳の横を通って頭上までです。曲げていたヒジを徐々に伸ばしてストリームラインをつくる感じです。ヒジを伸ばし切るとカラダが沈んでしまう場合はムリに伸ばす必要はありません。肩関節に余裕があれば、一方の手の平と反対の手の甲を重ねます。それがキツイなら、親指同士を触れさせたポジションがいいでしょう。

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手順③ スムースなスタートができたらキックを打ちながら姿勢を安定させ、加速します。

手順④ 一定の速度で姿勢が安定したら、腕を掻き始めます。はじめは利き腕から掻きはじめるのがいいでしょう。腕をゼロポジション付近まで開きながらでんでん太鼓を思い出し、手の平一つ分の深さを目安に小指側から手の平を水中に沈めます。

顔と視線は動かしちゃダメ。天井を見たままですよ。

手順⑤ あとは、でんでん太鼓動作をしながら手の平でカラダの横を掻いて太ももの横ややウラ側でフィニッシュ。(このとき手の平はプールの底を向きます。)ここから、でんでん太鼓の動きとリンクさせ、反対側の腕が水を掻き始め、今掻いてきた腕は親指側から空中をリカバリーです。

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☆ここでポイント
陸の上での練習同様、入水後に手の平が水をとらえたところでヒジを曲げ、みぞおち付近(浮心付近)からヒジを伸ばしてフィニッシュするとストロークスピード(水を掻く速さ)が速くなりますよ。


キックはどうするの?

 そういえば、キックです。上下の脚で「はさむ!」を思い出し、シャープなキックを続けます。クロール同様にタイミングを意識しすぎないことが良いと思います。正しくタイミングが合っていたら、自然とぎくしゃくした泳ぎにはなりません。
 それでもタイミングを確認するなら、右手の入水➡左足の蹴り上げ 左手の入水➡右足の蹴り上げ が確認できれば大丈夫でしょう。


次回はLesson 31 背泳ぎ  バサロキックに挑戦! です。

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