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止まらない思いが溢れ出す

為末さんの記事を読んで、「ほー」となった。

人間は自分が支配をしないと許せない人と、自分が損をすることが許せない人と、人を喜ばせたい人がいる。多くの人は真ん中にいる。真ん中の人の普通の感性は『あげるだけもらいたい』だ。

いい人ぶってるわけじゃなく、わたしは人を喜ばせたい。
自分がやらなくていい仕事までして、喜んでもらうこともあれば、引き受けすぎじゃないかと心配されたり呆れられることもある。
この間、友達の家にお邪魔したときにはおやつにパン屋さんでたくさんパンを買って、おだんごを買って、ゼリーを持って行ったらびっくりされた。

見返りはただの1ミリも求めてない。自分がしたいからしているだけで、喜んでもらえたらとても嬉しい。

昔からこうだったわけじゃない。いつからだろうかと考えた。3年前に今の職場で働きはじめてからかもしれない。

働きはじめたばかりの頃は、足手まといの役立たずで、わたしはいる意味があるのか?といつも下を向いていた。すぐそばで嫌味を言われ、皆にはタメ口なのに下っ端のわたしに敬語を使われることが怖かった。怯えて身体がうまく動かない。口がまわらない。逃げたかった〜。

そんなとき、しいたけ占いのしいたけさんの本「しいたけ.の部屋」を読んでいて、響いてきた言葉があった。

もしも今、成長できずに停滞していると感じるなら、孤高にならずに周りにやさしくして、応援してもらうこと。

そのときのわたしは強くいなきゃいけないとみんなを上から見ていて、その通り、孤高になっていた。
それから、周りをよく見るようにした。
思い鉄板を運んでいたら、持ちます!と声をかけ、1度注意されたことはぜったいに2度目やらないよう、仕事ノートを作って出勤前に読み上げた。洗剤や紙タオルやゴミ袋はなくなる前に補充して、汚いところを掃除する、重いものを持つ、面倒なことを率先してやりはじめた。

そんな風に常に100%!必死になってやっていたら、仕事にやりがいを感じはじめて、周りが驚くほど変わった。
相談されることが増え、愚痴を聞くようになった。その愚痴が、わたしにできることがないか考えるきっかけになっていて、おっ新しい試練きたか。と毎日奮闘している。忙しくて、疲れるし、身体のあちこち痛い。でも楽しい。

誰かのために行動すると、信頼を得たり、自分が大きく成長できることがわかった。人を喜ばせたい気持ちの根っこには、成長したい欲があるみたいだ。成長したその先の風景を見たい、そのとき自分が何を感じるのか知りたい。

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