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おこられなかった

怒られるのがイヤだ。

だからミスしないように事前準備をするし頭の中でシュミレーションをする。
それでもミスは起きてしまう。

料理に必要な材料は揃っているのにタレを発注するのを忘れてしまった。
あとはタレを絡めて完成のところでタレがないことに気付いて提供できなかった。
父の日の特別なメニューだっただけに落ち込む。途中まで作ってくれたみんなにも申し訳ない。

怒られて当然だ、きちんと謝ろう。
ドキドキしながら上司に報告すると、「仕方ない、いいよ。」
誰からも責められなかった。

え?どうして??

しかも、一緒にタレの発注場所を探してくれたり、作り方の確認や資料の整理を手伝ってくれた。

「自分が任されている仕事だから、しっかりやり遂げないといけない。でも1人で背負うことじゃないんだよ。」と言ってくれているような気がした。

もちろん間違えないように作るのは当然だけど、怒られるのいやだなと思いながら、ミスしないように必死で仕事するのはヒヤヒヤして気持ちの良いものじゃない。
ミスを受け入れてもらえる環境にいること、そのおかげで間違えたことを素直に認めることができて、隠さず報告できて、自分をそこまで責めなくて済むのだと思う。

昨日は怒られないのをいいことに、間違えて発注して言えずに放置していた焼きそばがあることも報告した。

ミスが増えないよう気を引き締めたい。

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