結びつく
体調を崩した次男と一緒に、引きこもり生活3日目。
食べてドラマ観て、食べて読んで、食べて次男を枕にして寝て、とても良い時間。
「休みたくない、何かしないと」という不安や焦りが確実に減ってきていていい傾向。
次男は今朝から平熱に戻って、テレビもゲームも漫画もYouTubeも飽きたご様子。
「俺って何をしたらいいの?」と聞いてきたから、
「好きなことしてていいよ」と言ったら、
「好きなことってなに?俺って何がすきなの?」なんて言うのでびっくりした。
いつだって好きに生きてるように見える次男も、朝から夕方まで学校があって、それ以外の少ない時間をやりたいことで埋めていて、あまりにも自由な時間があると退屈に感じるものなんだな。
私もそうだけど、次男もそうなんだな、一緒なんだな。
何かしてないと不安になることはなくなってきたけど、これといったしたいことがないのは変わらずで、休みの日はドラマを観たり本を読んだりで1日が終わる。
最近は、「sweet home 俺と世界の滅亡」と竹内涼真のゾンビドラマ、そして今更ながら進撃の巨人を並行して観てる。
共通して描かれているのは、
怪物化しても人間らしさを保とうとする者、怪物よりも恐ろしい人間。
仲間に危険が及ぶことがわかっていてもゾンビ化するおじいさんを最後まで守ろうとした竹内涼真に、女の子が、
「あなたは間違ったことをしたかもしれないけど、そうしなかったら、私たちは一生後悔した。だからこれでよかったのよ。」
みたいなことを言ってた。
そのような状況になったとき、わたしには、その女の子のようにわかってあげられることもなければ、竹内涼真のような強さは1ミリもない。はたまた竹内涼真に強く反対する者にもなれない。
傍観者になるであろう自分が想像できて、とくにやりたいことがない自分と重なり、こりゃだめだーと呆然とした。
次男よ。
やりたいことがなくても生きていけるけど、やりたいこと、やるべきこと、信念があった方が、強くなれる、優しくなれる、迷わないのかもしれない。
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