Notion で習慣管理システムを構築する
みなさんこんにちは。Notion アンバサダーの 円谷 です。今週も 少しマニアックな Notion の使い方マガジン 更新していきたいと思います。今週は「習慣」をテーマに書いていきたいと思います。
さいきん読んだ「ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣」という本によると、習慣の力ってとにかく偉大で、1日たった1%のカイゼンを積み上げていくと、1年でなんと37倍(370%)ものカイゼンになるんですよね。これはスゴイ。
書籍によると、良い習慣を形成するには「きっかけ」「欲求」「反応」「報酬」の4つのステップの設計が大事だそうです。この設計をうまく Notion に落とし込むことで、自分の良い習慣を作っていけるのではという発想で、身につけたい習慣をデータベース化してみたので、今回のマガジンではその紹介をしたいと思います。
今日は、この Notion で習慣管理システムを構築する方法と、実際にどのような運用をしているのかについて書いてみたいと思います。例によって、記事の最後には、テンプレートページ(習慣リストと習慣トラッカー)のリンクも添付しておくので、もしよければ複製してお使いください。
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🌴 Notion の習慣管理データベースの解説
習慣管理データベースは以下のように、自分が習慣として身につけたいものを記入し、毎日見る画面(ダッシュボード)に配置しています。
習慣管理システムには、書籍 の内容を参考に「トリガー」「モチベーション」「報酬」というプロパティを作成し、内容を入力しています。
それぞれのプロパティについて解説します。
✨ トリガー:行動を起こすきっかけとなるタイミングを入力します。今回の例の「筋トレ」に関してはお風呂に入る前の習慣としたいので、そのように内容を入力しました。
🔥 モチベーション(欲求):行動の欲求となるものを入力します。今回は「テンションを上げる」がメインになるのでそのように入力しています。
💰 報酬:行動を起こした結果、手に入るものについて入力します。物理的なものでも良いですし、精神的なものでも良いです。今回は「自己肯定感」と入力しています。
習慣データベースをギャラリービューで見たときにわかりやすいように、それぞれの先頭に絵文字を付けています。
今回はタイトルを「筋トレ」と割とぼやっとしたものにしていますが、ハードルを下げて「ヨガマットを敷いて、腕立て伏せのポーズをする」とかでも良いです。ハードルを下げることが推奨されています。
もし習慣形成に失敗した(続かなかった)場合には、どこかのフェーズに問題があるということになります。書籍内では、習慣化のコツとして、以下の内容が紹介されているので、データベースを見直し、どのフェーズの設計が不十分なのかを振り返ってみることをオススメします。
🌴 習慣トラッカーデータベースの解説
習慣を記録するために有効な方法として、習慣トラッカーが紹介されています。
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