オタク叩き・絵狩りのネットカルチャー化についての考察【闇深注意】

こんにちは、カイのオタク文化ラボのカイです
今回は「閲覧注意」になっております
今回扱うのはツイッターやネット掲示板で見られる「オタク叩き」や「絵狩り」についての闇が深い考察です

ツイッターでの萌え絵叩きやオタク叩き自体はかなり前からありますが、近年では、ツイッターでも目立つようになってきました

そういったツイートを見ると、ただの暴言とかもありますね
これがなんでかという話です

結論から言いますと
「オタク叩き」をストレス解消にしてる層がいるのは、ほぼ確実だと思ってます、そして、そういう人のなかには「元オタク趣味ありの人」や「現役オタク」も混じってます

ここではなぜ、オタク叩きや特定の絵柄を狩ることがネットカルチャーになりつつあるか、ストレス解消に利用されてると思うのか、お話します

理由1 基本的に無料で気軽にできるから

オタク叩きや絵の批判は「無料」でできます
ツイッターや多くの掲示板は利用自体は無料であるからです
また、アプリをインストールして名前を決めるだけ、掲示板は簡単な利用登録で始められます

そういった「気軽さ」も一つの要因になっていると考えられます

理由2 予備知識ゼロでも参加可能

普通、政治界隈に飛び込むとなると、それなりの勉強をしたり、ROMったりして様子を見てから本格的に始める場合が多いと思います

でも、オタク叩きなら、その心配はないですね
基本的に「性的搾取」か「差別的表現」と言えば、それっぽい文章ができますからね

それでいて、いいねが結構つく場合もありますから、運が良ければ、そのままハマるでしょう

それでお金がかからないわけですし、変な引用が来たら「オタクくんが事実を言われて怒ってる」と言えば、そういう人が来てくれますから、炎上しても心配は比較的少ないわけです

理由3 外に出なくても気軽に正義の味方になれる

自宅にいても、指先一本でいつでも、悪いオタクを非難できる正しい市民や公序良俗を保つヒーローになれます。自宅でできるので交通費などの費用も抑えられます。リスクも低く、コストも安く、社会的に悪いとされがちな表現や存在を叩くという行為ができます、これは覚えてはいけない味でしょうね

これがもし、オタク趣味やその他の趣味なら、何らかの商品を買ったり、定期購読したりしてコストがそれなりにかかります。スポーツやアウトドアでも専用の品や場所の確保などでお金が必要です

ライブや試合観戦に行けばチケット代は安くはありません、他のファンやオタクとの暗黙のルールやしきたりを守る必要があります、他人に気を使う場面も増えるでしょう

特にオタク関係はマナー守らないオタクを叱りつけるオタクが行き過ぎた指摘をして揉めたり、好き嫌いで衝突して炎上したりします

ある程度の社会性や常識、スルースキルがないとできません、お金もないと多くの趣味は楽しめなかったり、機会が制限されます、一部お金ゼロでできる趣味もありますが、大半の趣味は何らかのことにそれなりのお金を使うはずですからね

現状オタク叩きは、お金がなくてもスマホやネット回線が維持できるなら追加料金はなく、リアルに顔出す必要もありません、だから民度が低いのは仕方ないことなんですよね

【闇深注意】
オタクが突然、オタク叩きを始める理由

大体の場合は、元々はオタクあるいは現役でオタクだけど、何らかの理由で今のオタクに不満を持ったり、オタクが続けられなくなってヘイトを向けるようになったケースなんですよね

きっかけは人それぞれです、Vtuberやゲーム配信者が嫌いでそこからアンチになり、オタク叩きを始めた人もいます

運営の方針が気に食わず、その作品のアンチになってそのまま絵を叩き始めた人もいます

つまり、何らかのショックや不満からオタクを叩くオタクになった人が一定数いるわけです

そして彼らは、ネットの規制派と相性が良かったりします

なので、まれに見かける「私もオタクだけど…」のツイートは、免罪符だから言ってるとは限らず「マジで現役オタクや元オタクだった」場合もあるんですよね

今の作品の「これじゃない」や今のオタクと昔のオタクの考え方の違いから来る「そうじゃない」を、自分で何とかしようとか、解釈を変えて対応するのではなく「今のこんな作品が悪いんだ」に変換してしまっているわけですね

特に「昔のアニメは今のようなダメなものじゃなかった」と言ってる人、その傾向があります

そこで自分が変えてやろうと考えると、どえらい負担が、かかります

だからそのままフェードアウトしたり、規制派に寄っていく人がいるんです
「オタク」「萌え絵」「ロリコン」っていう「共通の敵」もいますからね

オタクが規制派になるのは恐ろしい話ですが、現実として十分にあり得ます