なんでもない普通の日々
朝起きて、好きなごはんを食べて、洗濯物を干しながら子供たちを送り出す。
仕事でいろんな人と話をして、何でもない話して笑ったり、怒ったり、悲しんだり…
買い物に行って、時間を気にしながら、ちょっと洋服を見たり、本屋さんで立ち読みしたり。
家に帰って嫌だけどご飯作って、みんなに「違うのが良かったのに!」とか文句言われて。
お風呂を準備して子供に入るように即して。
いろいろ不満もあるけど…
「なんでもない普通の日々」は、本当は「普通」ではなくて、しあわせな事なんだ。
世界中でたくさんの人達が、コロナウイルスのもうこんな生活は出来ていない。
実は、今月に入ってから、毎日連絡を取り合っていた海外の友人との連絡が途絶えている。全てのSNSの更新が止まり、メッセージを送っても既読が付かなくなった。
彼は今コロナウイルスが広がっていて、毎日日本のニュースでも取り上げられている都市に住んでいる。
彼の家族がレストランを経営している。今、大変なこの時期でも持ち帰り用の商品を売る為に、毎日店を開けていた。ご家族に何かあったのか、本人に何かあったのか‥心配で心配で仕方がない。だけど、どうする事もできず、毎日不安でしかない。
どうか、どうか無事でありますように。ただ、違う何かをしていて、連絡出来なかっただけでありますように。ふと、「ごめん、忙しかったんだ」とまた連絡が来ますように‥
これから先、日本国内でも感染者が増え、こういった事が増えてくるのかも知れないと思うと、なんとも言えない気持ちになる。
「何でもない普通の日々」
どんどん崩れて壊れて行ってしまうのかも知れない。
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