【短編エッセイ】コンビニのコーヒー
私の愛するスタバにも、ドトールにも、上島珈琲店にも、なかなか足を運べない。
最近はご褒美にコンビニのコーヒーを買っている。
ファミマとセブンイレブンは支払いを済ませた後、紙コップを受け取る。機械に紙コップをセットしてコーヒーが注がれる間、いつも無意味に過ごす。ガムやエナジードリンクを見るが、買う気はない。
ローソンでは店員さんからコーヒーを受け取り、私はフタだけをはめる簡単なお仕事をする。無意味のような、不思議な時間だなあ…と思う。いや、フタは大事だ。意味はある。
・
100円で美味しいコーヒーを飲めるなんて、天国。自宅も公園も、すぐ天国になる。
どのコンビニのコーヒーが好きかと聞かれると、とても困ってしまう。全部「美味しい」と思っているから。企業努力に感謝するばかり。
来月あたり、ホットコーヒーからアイスコーヒーへと変わるだろうか。氷の入ったカップにコーヒーが注がれる様は、つい見てしまう。美しい。
サポートしてくださった分は、4コマに必要な文房具(ペン・コピック等)やコーヒー代に使います。何より、noteを続けるモチベーションが急激に上がります。