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牡牛座の私が、「牡牛座=ヤンキー成分強め説」を証明してみた

私は毎週月曜日に「しいたけ占い」をチェックする。


しいたけ占いは、当たることで有名だ。

「え…私のことストーカーしてた…?」と引くぐらい当たる。

しいたけが冷蔵庫やスーパーで私を監視し、遠隔で本部(?)に伝え、占いに書いてるのかな…と不安になるぐらい当たる。


しかも読んでいると、励まされたり、やる気が出たりする。グッタリしがちな月曜日に渡される、私にとって大切な処方箋だ。

最近は「ハッピーな気分をさらに倍増!」で示された色の服を、健気に着ている。今は赤いトレーナーを着て、これを書いている。



私は牡牛座だ。牡牛座は4月20日〜5月20日に生まれた人を指す。

ある月曜日、しいたけ占いにこんなことを書かれた。

牡牛座って、怒られるかもしれないのですが、ちょっとヤンキー成分が強い人たちが多いです。ですから、気合いが入ると「全部ボコボコにしてやるよ」とか「何でもかかってこいよ」という喧嘩の気持ちが強まります。
しいたけ占い - VOGUE GIRL

ヤンキー成分が強い…?喧嘩の気持ちが強まる……?は???!






めっっっっちゃ分かる!!!!!


当たっとる!!


ヤンキー成分とは、殴り合いをするとか、挑発するとか、大人数で群れるとか、そういう成分ではない。ヤンキーのような気質=ヤンキー成分だ。


私は納得できないことがあると、少し喧嘩腰になる。気合いが入り「はぁぁぁぁぁ?!」と喧嘩の気持ちが強くなる。(※実際に言うとは限らない)

家族だからとか、高学歴だからとか、いっっっっさい関係ない。納得できないことはできない。

このように私は、ヤンキー並みに喧嘩の気持ちが強まってしまうときがある。牡牛座の運命(さだめ)なのか…?



でも周りから、私は「優しそう」と思われている。

だから「入社したばかりの方と、半年勤務して作業量が増え続けている私の給料が同じなのは困ります」と言うと、驚かれる。たぶんドン引きしてる。


しいたけ占いは私のヤンキー成分をしっかり見抜き、ドン引きせず、優しく「分かるよ。だからこうしようね」と処方箋を書いてくれる。



インターネットの世界に長らくいると、「あ…この人、きっと牡牛座だろうな」と思うときが度々ある。63%ぐらい当たっている。

ネット界で牡牛座かどうか判断するには、文章が重要だ。


私の分析によると、牡牛座の文章の特徴は大きく3つある。

①他人や相手を気にせず、意見をはっきり書く
②真面目なことも、ふざけたことも書く
③文章が妙に明るい

特に①が分かりやすい。相手が大企業だろうが、インフルエンサーだろうが気にしない。「ダメなものはダメ」と意見をはっきり書くのが牡牛座だ。


②は牡牛座のやっかいなところ。①のようにズバッと意見を書いたかと思えば、ふざけたことも書く。時々「冗談?本気??」みたいなことも書く。冗談が通じやすい人でもある。


牡牛座の文章はあまり暗くない。しかし明るいわけでもなく、“妙に”明るい(③)。過剰に謝ったり、謙遜したりする人が少ない。「私すごい!」「俺って天才」と自画自賛する人が多い。



冒頭の話に戻る。牡牛座のヤンキー成分についてだ。

私が導き出した牡牛座の文章の特徴を、ヤンキーに当てはめてみた。

①ヤンキーは他人も相手も気にせず、自分が言いたいことを言う
②ヤンキーは真面目なことも、ふざけたことも言う
③ヤンキーは妙に明るい


え…待って…ヤンキーがしっくりくる……。

牡牛座=ヤンキー成分強めって証明したようなもんやん(自画自賛)


しいたけ占いの「牡牛座=ヤンキー成分強め」は当たりまくっているし、強引に方程式を証明した。

ところがどっこい。

・牡牛座ではない人
・牡牛座が周りにいない人
・私のことを知らない人

にはピンとこないかもしれない。私の話をしても「ふーん」で終わるだろう。


そこで「牡牛座=ヤンキー成分強め」を理解していただくため、牡牛座の有名人を調べてみた。

「牡牛座はヤンキー気質」と知っておけば、牡牛座の友達・親・兄弟・夫・妻・恋人・先生・親戚…(以下略)のよき理解者となり、平和に過ごせるはずだ。



牡牛座の有名人、ヤンキー成分強すぎない?

牡牛座の有名人を調べると、「牡牛座=ヤンキー成分強め」は早くも現実味を帯びた。

浜田雅功(ダウンタウン)・加藤浩次(極楽とんぼ)・綾小路翔(氣志團)
(※敬称略。以下、同様)

説得力がすごい…ヤンキー成分が強い……(納得しすぎて言葉が出ない)


氣志團のHPを見たとき、飛び出した目玉を押し込んだ。

1997年、千葉県・木更津のスーパースターヤンキー「綾小路“セロニアス”翔」を中心に結成された6人組ヤンクロックバンド。
※『氣志團オフィシャルサイト』より


スーパースターヤンキー!!!!!!

マジか…スーパースターヤンキー…。これはもう、牡牛座=ヤンキー成分が強いどころではない。牡牛座はヤンキーなのではないか?私はヤンキー……?(困惑)


文章の特徴に“言いたいことを言う”と挙げたように、3人とも物事をはっきりと言うイメージだ。そして自分のスタイルを曲げない。

「他人から何を言われても、自分がこうと決めたらこう」という気迫も感じる。


次の方も牡牛座だ。

田中角榮・武井壮(百獣の王)・辰吉丈一郎(プロボクサー)・中田翔(プロ野球選手)

いやいやいや。ちょっと待って。強い!全体的に強い!!百獣の王って牛だっけ…?(混乱)

もはや「牡牛座=ヤンキー成分強め」を証明した、と言っても過言ではない。


でも私の中のヤンキーが「は?7人じゃ少ないっしょ?」と言いがかりをつけるので、証明はさらに続く。



牡牛座のお笑い芸人に漂うヤンキー感

牡牛座の有名人を調べていると、お笑い芸人が多いと分かった。

萩本欽一(欽ちゃん/コント55号)・太田光(爆笑問題)・品川祐(品川庄司)・尾形貴弘(パンサー)・富澤たけし(サンドウィッチマン)・たむらけんじ・上田晋也(くりぃむしちゅー)・田中直樹(ココリコ)・日村勇紀、設楽統(バナナマン)・テツ、トモ(テツandトモ)・澤部佑(ハライチ)・コウメ太夫
大久保佳代子、光浦靖子(オアシズ)・ゆいP(おかずクラブ)

太田光さんや品川祐さんをはじめ、やはり物事をはっきりと言う方が多い印象。心なしか、怒っているイメージが強い方も多い。ヤンキー感…。

「チクショー!」でおなじみのコウメ太夫さんをタイピングしながら、うなずきすぎて首がもげるかと思った。めっちゃ怒っとる…。ヤンキー成分が強い…。


牡牛座の文章の特徴は、話し言葉にも置き換えられる。

①他人や相手を気にせず、意見をはっきり言う
②真面目なことも、ふざけたことも言う
③言葉が妙に明るい

今ではすっかり司会でおなじみの、浜田雅功さん・加藤浩次さん・上田晋也さん・設楽統さんが全員牡牛座なのが興味深い。①〜③を満たしている。


見た目が妙に明るい方も多い。なんというか…底抜けに明るいわけではなくて、妙に明るいのだ。暗くもなく、どこか明るい。


魚座のお笑い芸人と比較すると、一目瞭然だ。

あべこうじ・志村けん、加藤茶、高木ブー(ザ・ドリフターズ)・狩野英孝・山本圭一(極楽とんぼ)・有野晋哉(よゐこ)・原西孝幸(FUJIWARA)・木梨憲武(とんねるず)・とにかく明るい安村・藤森慎吾(オリエンタルラジオ)

魚座はいかにも明るい人が多い。ひと目見て「ピピピッ!この人は明るい!」とレーダーが断定する。

とにかく明るい安m…とタイピングしながら、声に出して笑った。とにかく明るい!!さすが魚座…。もし牡牛座なら、“妙に明るい”と命名していただろう。


魚座と比べると、牡牛座は明るさ全開ではないと納得できるはずだ。牡牛座には明るい中にも、どこか暗さがある。したがって、妙に明るい。


牡牛座ミュージシャンの牡牛座全開の歌詞

牡牛座はミュージシャンも多い。

美輪明宏・泉谷しげる・槇原敬之・森山直太郎・カジヒデキ・岸田繁(くるり)・河村隆一(LUNA SEA)・奥田民生(UNICORN)・田島貴男(ORIGINAL LOVE)・IZAM(SHAZNA)・大橋卓也(スキマスイッチ)・鈴木圭介(フラワーカンパニーズ)・前田亘輝(TUBE)・鮎川誠(シーナ&ロケッツ)・ATSUSHI(EXILE)・谷口鮪(KANA-BOON)・森雅樹(EGO-WRAPPIN‘)
平原綾香・吉田美和・藤あや子

声が個性的で、代わりがいない方ばかりだ。

他にも牡牛座のミュージシャンの方はいらっしゃるが、圧倒的にボーカル・シンガーソングライターが多い

バンドを組み、途中からソロ活動をする方もいる。ヤンキー成分が関係しているのだろうか…?


①他人や相手を気にせず、意見をはっきり書く
②真面目なことも、ふざけたことも書く
③文章が妙に明るい

牡牛座の書く歌詞は、②が顕著だ。真面目な歌詞も、ふざけた歌詞も書く。時々、理解できない歌詞を書く方もいる。


私は三度の飯並みに歌詞が好きなヤンキーなので、歌詞に含まれる牡牛座成分も分析してみる。

しかし全員分の歌詞を挙げると、3万字以上は書いてしまうため…勝手ながら、私が特に好きな岸田繁さん、奥田民生さん、森山直太郎さんの歌詞に注目する。


●岸田繁さん

岸田繁さんは、バンド「くるり」でボーカル・ギターをご担当。くるりの曲の、ほとんどの作詞・作曲をされている。

暗い曲が少なく、別れの歌ですら明るく聴こえるのは牡牛座ならではだと思う。


①〜③のすべての特徴が合わさり、「牡牛座成分150億%!」な曲が『Liberty&Gravity』だ。

牡牛座成分がてんこ盛りで、自由に歌詞を書いている感じがたまらない。

これは歌詞の冒頭だ。

博士のやること成すこと全てが失態
任せなさい この僕のこと皆は待ってる
ー『Liberty&Gravity』

「この僕のこと皆は待ってる」と妙に前向きで、自信があるのが気になる。やはり牡牛座はヤンキー成分が強く、自画自賛する傾向が強い。

この曲の歌詞は、全体的についていけない。しかし、それが牡牛座なのだ。牡牛座の歌詞には時々ついていけない(褒めてる)


そして牡牛座は、歌詞に謎のかけ声を書くことが多い。“②ふざけたことを書く”にも通じる。

ヨイショッ! アソーレ!
ガッテンダ!
ー『Liberty&Gravity』


謎の文章が並ぶが、どういうわけか歌詞は妙に明るい。「エイサッ ホイサッ」ですよ???

這い上がんだよ こんな国さ
よじ登るから エイサッ ホイサッ
ー『Liberty&Gravity』

メロディーも妙に明るいので、ぜひ聴いてほしい。


ちなみに、岸田さんは『taurus』という曲の歌詞も書かれている。taurusは牡牛座を意味する。

愛情の坩堝になる
草原を駆け抜け 牡牛のように
ー『taurus』


●奥田民生さん

奥田民生さんはバンド「ユニコーン」でも、ソロ活動でも、作詞・作曲をされている。歌詞を読んで「牡牛座だな〜」とうなずきまくり、首が筋肉痛になった。


ユニコーンの『大迷惑』の歌い出しで「あーーーー牡牛座〜!」と思わせる。

町のはずれで シュヴィドゥヴァー
ー『大迷惑』

「町のはずれで」!「シュヴィドゥヴァー」!!!この組み合わせ、こんな歌詞は到底思いつかない。冒頭でついていけない…。これぞ牡牛座。


歌詞を読むと、単身赴任を言い渡される歌だと気づく。しかし妙に明るいのが牡牛座のいいところ。ラストは、妙に明るい歌詞で締めくくる。

お金なんかはちょっとでいいのだ
ー『大迷惑』

“①意見をはっきり書く”の特徴もあらわれている。

逆らうと首になる
マイホーム ボツになる
ー『大迷惑』

何かにたとえるわけでもなく「逆らうと首になる」とはっきり書いているのは、牡牛座だからこそだと思う。


ソロも妙に明るい曲が多い。私が特筆したい歌詞は『マシマロ』。

だめな僕を気にしない ひげのびても気にしない
うしろまえも気にしない 定食でも気にしない
ー『マシマロ』

「気にしない」のは「僕」ではなく、「君」かもしれない。しかし「気にしない」は牡牛座のヤンキー成分の大事なポイントだ。

他人を気にしない。あくまでも基準は自分にあるのだ。『マシマロ』にはそんな牡牛座気質、ヤンキー成分が含まれている。


そして、極めつけは衝撃のラスト。

マシマロは関係ない 本文と関係ない
ー『マシマロ』

関係ない!!!えーーー!!!

『マシマロ』はタイトルだ。それなのに関係ない!

関係ないなら、タイトルを変えるという手もあるだろう。しかし「関係ない」と書ききる潔さ。ヤンキーのような強さが漂う。



牡牛座の私には「関係ない」が度々起こる。

カフェに行くために出かけたはずが、「あ!ラーメン食べたい」と突然思い立ち、カフェには行かない。迷わずラーメン屋へ向かう。こういうことが私にはよくある。

牡牛座は気まぐれでも気にしない。関係ない。



●森山直太朗さん

森山直太朗さんの曲で、何を思い浮かべるだろうか?『さくら(独唱)』『夏の終わり』『生きとし生ける者へ』など、名曲は数知れずある。


ところが、牡牛座をナメてはいけない。

名曲に隠れて、『罪の味』『コンビニの趙さん』『うんこ』『そしてイニエスタ』『まかないが食べたい』『よく虫が死んでいる』などの曲も書いている。

ちなみに『うんこ』は美しい旋律のバラードだ。歌詞は笑えて深い。


牡牛座は、ふざけたことを書かずにはいられない人間なのだ。

コンビニの趙さん 笑顔でレジを叩いてる
温めますかと 斜めに首を傾けて
ー『コンビニの趙さん』
いつものカフェの隅っこで 店員さんが食べている
たぶんメニューに載ってない あれはいったいなんだろう
ー『まかないが食べたい』


牡牛座全開だと思ったのは『どこもかしこも駐車場』。サビでは「どこもかしこも駐車場」と5回も繰り返される。

どこもかしこも駐車場だね どこもかしこも駐車場だよ
どこもかしこも駐車場だわ どこもかしこも駐車場だぜ
どこもかしこも駐車場 こんなになくてもいいのにさ
ー『どこもかしこも駐車場』

これが実話なのか、架空の話なのかは分からない。しかし冒頭で別れ話を書いたかと思えば、「どこもかしこも駐車場」と書くのが実に牡牛座らしい。

別れ話をされて悲しいから、駐車場に意識を向けているのか?
最近、いろんな跡地がここぞとばかりに駐車場に変わる現実を嘆いているのか?

真面目なのか、ふざけているのか分からない。路上で笑うヤンキーのように、牡牛座は周囲を惑わせる。


【魚座との比較

ミュージシャンも、魚座を挙げると違いが明白だ。

財津和夫(チューリップ)・ASKA(CHAGE and ASKA)・常田真太郎(スキマスイッチ)・桑田佳祐(サザンオールスターズ)・徳永英明・桜井和寿(Mr.Children)・佐野元春・小渕健太郎、黒田俊介(コブクロ)
松田聖子・越智志帆(Superfly)・Crystal Kay・中納良恵(EGO-WRAPPIN’)・吉岡聖恵(いきものがかり)・西野カナ

歌声を聞くと、優しさ・儚さ・切なさが浮かぶ。


魚座のミュージシャンの方が書いた歌詞の歌い出しを、4曲分紹介する。すべて1stシングルだ。

砂まじりの茅ヶ崎 人も波も消えて
夏の日の思い出は ちょいと瞳の中に消えたほどに
ー『勝手にシンドバッド』(作詞作曲:桑田佳祐)
夕暮れの海に ほほを染めた君が
誰よりも 何よりも 一番好きだった
二人していつも あの海を見てたね
ー『君がいた夏』(作詞作曲:桜井和寿)
どんなに小さなつぼみでも 凍える冬を超えればほら
春が来るたびに 鮮やかな花が咲くのだから
ー『YELL~エール~』(作詞作曲:小渕健太郎)
Darling,I am here now. そばにいさせて
最終バスも気にならないくらい
ー『I』(作詞:西野カナ)

素直でまっすぐな歌詞が多い。さらに、どこか柔らかく、切ない。

魚座はふざけた歌詞がほとんどなく、ヤンキー成分の検出は難しい。

(サザンの桑田さんはたまにエロい歌詞を書くが、ふざけているというより、自分に素直な感じがする。)


一方の牡牛座。先ほど挙げた、岸田繁さん(くるり)・奥田民生さん(ユニコーン)・森山直太朗さんの1stシングルの歌い出しの歌詞を紹介する。

東京の街に出て来ました
あい変わらずわけの解らない事言ってます
ー『東京』(作詞作曲:岸田繁)
町のはずれで シュヴィドゥヴァー
さりげなく 夢にまで見たマイホーム 青い空
ー『大迷惑』(作詞作曲:奥田民生)
暗転のステージに差し込んだ一筋のライト
気まぐれな天使が目の前に舞い降りた
まさに電光石火 恋のキラメキ 空前絶後 胸のトキメキ
ー『星屑のセレナーデ』(作詞:森山直太朗)

素直な歌詞だけど、魚座とは何か違う…。どうも、柔らかさ・切なさの成分が少ない。

もちろん、牡牛座にも柔らかくて切ない歌詞はある。だけど、悲しいかな…いや、才能だな…ふざけた歌詞も書いてしまうのが牡牛座だ。



●キリンジ『牡牛座ラプソディ

牡牛座・歌詞といえば、キリンジの『牡牛座ラプソディ』。

この曲の歌詞はネットで「意味が分からない」「全然わからん」「意味を教えてください」などの声が多数寄せられている。牡牛座感がプンプンするぜ…。


まず、何はともあれ衝撃の歌い出し。

これみよがしのガチガチビバッパー
果ては、小股もシャープな清らかなシスター
ー『牡牛座ラプソディ』

出ました、謎のかけ声。『ガチガチビバッパー』はもう牡牛座成分500億%。しかも冒頭でこの歌詞。ザ・牡牛座。

そして、サビ。

赤いシャツのバッファロー!
「四の五の言うなよ、来やれ!」笑う鰐とバッファロー!
「二も一もないさ、消えろ!」躍る熊とバッファロー!
ー『牡牛座ラプソディ』

確かに、ぜんっっっぜん意味が分からない!

極道の歌ではないか?と考察している人がいた。確かに歌詞を読むとヤンキーを通り越し、極道の世界がチラつく。

「バッファロー(=ウシ科)」と「牡牛座」をかけているのかは不明だが、この曲はあの歌詞以外に考えられないし、『魚座ラプソディ』では成り立たない。


ぜひすべての歌詞を読んでほしい。深く考察せず、意味が分からないまま、言葉に身をゆだねてほしい…。

ちなみに、作詞したのは双子座の兄、堀込高樹さんだ。作曲は牡牛座で弟の堀込泰行さん。



牡牛座は時々、心の中のヤンキーがあらわれる

牡牛座の有名人・歌詞を調べた結果、ヤンキー成分が強めと言ってよいだろう。

私自身を振り返っても、やはりヤンキー成分が強く、我が強い。

イジメられていた学生時代、病気以外で学校を休まなかった。
職場で理不尽なことを見たら、すぐさま上司に伝えた。
納得できないこと、理不尽な文句には過剰に反応してしまう。

私がヤンキー成分100%で過ごすと、きっと喧嘩に明け暮れるだろう。ネット炎上が日常茶飯事になってしまうかもしれない。怖い…。


私はなるべく穏やかに過ごしたい。

だから毎日、私は心の中のヤンキーを抑えるのに必死だ。強めのヤンキー成分がそのまま流れ出てしまうと、平和ではいられない。


しかし時々、心の中のヤンキーがあらわれる。「なめとんのかワレ!」と急に飛び出す。

心の中のヤンキーがあらわれ、街に繰り出すかのようにそのまま放っておくと、仲間たちを引き連れ、ヤンキーはさらに増えてしまう。ヤダ…私怖い…。


そんなとき、私はヤンキーをいったん出しきる。話したり、下書きに書いたりすれば、ヤンキーはいなくなり、平和が戻る。めでたしめでたし。



牡牛座の皆さんは、心の中のヤンキーがあらわれたときに

・どう対処すればいいのか?
・どうすれば冷静でいられるか?

をきちんと知っておくことをおすすめします。(※私の場合、下書きが有効)


また、牡牛座=ヤンキー成分が強いと知っていれば、急に牡牛座が怒っても「今日はヤンキーが来てるんやな」と理解できる。


(あれ…〇〇ちゃんっておとなしそうと思ってたのに、急に喧嘩腰やな)と怖くなったあなた。彼女は、もしかすると牡牛座かもしれない。

(え!?めっちゃ論理的に攻めてくるやん…)と戸惑っているあなた。後輩は、もしかすると牡牛座かもしれない。


怒っているときの牡牛座は、ヤンキーだと思ってほしい。

適当に話を聞くとヤンキー成分が増えてしまうので、真面目に聞いてあげてください。マジで。反論はせず、正論も言わず、ただうなずくのがおすすめです。

中には、「美味しいものでも食べながら話聞こうか?」が効果的な牡牛座もいます。私の中のヤンキーは、美味しいものに弱い(チョロい)



ヤンキー成分をひとつまみ足したら、人生は楽しい

牡牛座の有名人を見ると、芯が強そうな人も多い。

一本足打法で有名な王監督も、YouTuberのHIKAKINも、プロゲーマーの梅原大吾も、オードリー・ヘップバーンもジョージ・クルーニーも瀬戸内寂聴も窪塚洋介も松田龍平も渡部篤郎もしょこたんもアッキーナも、みーーーんな牡牛座だ。


ヤンキー成分が強い=我が強い=芯が強い

この式も成り立つのではないか?



牡牛座の文章の特徴は、人生ならこう言い換えられるだろう。

妙に明るく、他人を気にせず生きたいように生き、真面目なこともふざけたこともする。

暗く、他人を気にしてばかりで、ひたすら真面目な人生よりも、ずっとずーーーっと魅力的だ。


現実のヤンキーは言いがかりをつけ、暴力的で、「俺たちが最強」というオーラを身にまとい、仲間想いで、大抵ふざけている。(※個人のイメージです)

ヤンキー成分MAXだと疲れるし、反感を買われるし、周りから距離を置かれる。


ヤンキー成分ひとつまみなら、人生はいい塩梅で楽しくなる。


私は見た目よりもずっと明るく、「私は最強」と密かに思い込み、「自分の人生を楽しみたい」をモットーに、夫やネット上の気の合う仲間と過ごしている。

10代よりも、20代よりも、30代の今が1番楽しい!!!40代以降も、おばあちゃんになっても、ヤンキー成分を含んだまま、楽しく生きたい。


私はヤンキー成分が強い牡牛座が大好きだし、そんな自分も大好きだ。


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