具合の悪い日に思うこと

本当に久しぶりに発熱した。幸い味覚もおかしくなく、熱も下がってきたので今のところ様子見をしている。

さて、今回久しぶりの発熱ということもあり、こんなに長い時間布団で寝っ転がる事もなかったのだが、なんていうか、布団でぼんやりしている時って本当に色々な思考が駆け巡る。

熱のせいなのか、他にやることがないからなのかもしれないが、妙に冷静に色々な事を振り返って考えてみたくなる。

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前回言った通り、極めて自然な形でnote生活が始まった訳だが、よくよく考えると『noteを続ける目的』というのが私にはまだ定まっていなかった。

単純に思っている事や、作った小説なんかを投稿してみる。そしてその記事に『スキ』を貰えたら嬉しいと喜ぶ。それでいい。それでいいとは思うんだけど、noteを続ける私の目的って何なんだろうと今時分改めて疑問に感じたのだ。

noteの投稿によって得られる『スキ』って本当に嬉しい。まるで私自身も誉められてるかのような気分になる。まさに承認欲求がなみなみと満たされてる感じ。それに加えて『コメント』も頂くと更に嬉しい。小躍りしてしまうくらいの喜びを感じる。更に更に『サポート』なんてして頂けた際には、もう野山を駆けずり回りたいくらいの喜びである。

それだけの人達が私のnoteを評価してくださっている。こんなこと言うのも何だけど、一介のしがないOLが徒然書いたものをガラス細工のように優しく抱き上げてピカピカに磨いてくれるのだ。なんて慈愛に満ちた方々なんだろう。実生活でこんなに評価されたことがなかった自分にとってはまさに青天の霹靂である。

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ここで少しだけ私の過去を話させてもらう。前にもお話した通り、私は高校をなんとか卒業した訳だが、その後それはもう多岐にわたる仕事を経験する事となる。

ディズニーランド、ファミレス、ドラッグストア、日払いのピッキング、 塗装屋、ディスプレイデザイン、美術館、アメ横の売り子、OA事務。

ざっと上げて、よくもまぁこんなに沢山の仕事を経験したもんだと思う。最後の方は父も『お前はよろず屋にでもなりたいのか。』と半ば呆れ顔で言っていた。

『ホントにね。』

自分の芯というか、やりたい明確な目的を持たずに、本当に迷い迷い生きてきてしまった感がある。なんとか最終的に事務の仕事に落ち着いた訳だが、なんだか釈然としないようなモヤモヤとした思いで今日に至る。

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私は本当は何がしたいんだろうな。

そんな茫漠とした日々を続けてきて、ふと思い立って始めたnoteがここまで自分の岐路に影響を及ぼすとは。

今まで大して誉められる事のない人生だったわけだが、初めてnoteという場においてこんなに人から評価を受けた。

そして、私はnote生活において、今まで投げやりだった『私の最終的な目的』について改めて考える事となった。

『スキ』を貰って喜ぶ自分だけでなく、noteを介してもっと人生的な目標を定めたいと思ったのだ。

ちょっと仰々しいかもしれない。まだ熱も完全に下がってる訳ではないので、私の思考の戯言かもしれない。また改めてそれは考えよう。

けれど、今までフラフラと生きてきた私が『note』によって人生まで考えるようになるとは、本当に数ヵ月前の私には考えられなかった。

『noteを続ける目的』

人によって本当に面白い位違った意見があると思うけど、私はこの『note』によって、私の人生まで変わってしまうかも、といった静かなワクワク感を感じている。