死後の世界を理解する3

現世→幽現界→幽界→霊界

たましいが辿る段階です。幽現界で死を受け入れ、ある程度の執着をすてることができたならば、次に幽界へ進みます。進むにあたって守護霊の導きによりますが、自らが浄化できるかどうかです。できから生きている間に、自らを浄化できたらよいですね。

幽現界もそうですが幽界さらに、階層が明確に分かれます。現世と同じような物質に溢れ、肉体を持っているかのように病気になったり、他者と罵り合ったり、遠くから見ると暗く、混沌とした世界。まさに地獄を言えるような場所。なぜそのような場所があるのでしょうか?

死後の世界を受け入れられないという想い、現世が全てだと思っている人にとっては、現世の延長と考えてしまう。物質的価値観が幽界での浄化を遅らせてしまうのです。柔軟さのない政治家や宗教家もここに留まってリベートをしたり、己の価値観に縛られて動けなくなることがあるようです。

一方、死後の世界の予習ができていて、生きている間から執着を捨て死を受け入れられる人は、幽界におけるサマーランドと言われる天国のような場所へ進みます。幽界は差別界で何層もの階層に分かれていて、自分のたましいの年齢に応じた場所へ進むことになります。これを八つの法則の二番目の階層の法則と言います。

現世のような場所で、肉体を失いながらも現世のような生活をしていると、しだいに「あれ、おかしいな」と徐々に思うようになる。この自ら気づくことが必要で大切なのです。目覚める、浄化する。それは生きている人間も同じですね。なかなか生きている間は変わらないものです。死後、肉体を失っている分、生きている人より目覚めやすいと言えます。霊媒として浄化を説得すると分かります。生きている人間よりも素直だなと。

幽界から霊界へ進む際、第二の死を迎えます。幽体を脱ぎ捨てる作業を行います。つまり全ての執着、感情、個性を捨てるのです。残るのは「経験と感動」のみ。あの世に持って帰ることができるのは、お金や名誉ではなく、経験と感動だけですから、生きている間も、この経験と感動を大切にしていくことです。

しかし、生きていくためにはお金も地位も必要でしょう。つまりバランス感覚が大切なのだと思います。物質的価値観と霊的価値観のバランス。悩みや苦しみは物質的価値観が優位だから。生きている間に自分のたましいを感じ、本当に大切なものは何かを思考しながら生きたいものです。

幽界に階層があると話しましたが、俯瞰して見ると現世→幽現界→幽界→霊界と階層になっていると言えます。たましいの浄化の過程です。




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