つまりあの世とは

現界→幽現界→幽界→霊界と浄化の旅が続きますが、想像できませんね。私たちのたましいは霊界から来ているにもかかわらず、記憶がないので、「信じる?信じない?」の範疇から抜け出せません。

私も最初は半信半疑なところがありました。しかし、10年以上書籍を読んだり、スピリチュアリズム講座に参加したりし続けるうちに、何となく「こんな感じかな」と思えるようになりました。これは主観的な感覚なので、伝わりづらいと思います。

あの世は想念の世界ですから、言葉や図などで表現するのは難しいと言えます。それを江原啓之氏は30年以上も伝え続けているのです。その継続性はすばらしいと単純に思います。もちろんスピリチュアリズムで多くの人が目覚め救われたのです。厳密に言えば、自分で自分を救ったことになるのですが。その点が世の宗教との大きな違いです。

霊的真理八つの法則は、実は自分の中にある法則なのです。なぜなら、私たちはたましいの存在だから。ですから、目覚める、気づくという表現が合うのです。目覚めのきっかけは与えられるかもしれませんが、実はもともと自分の中にあることに気づいただけなのです。

ではなぜ気づかないか、それは霊的価値観より現世利益や物質的価値観に凌駕されているからと言えます。

霊界をビジュアル的に理解するのに役立つDVDが「スピリチュアバイブル」です。

すいません、残念ながら2021年3月現在廃盤のようです。

マザーテレサは「すべての出来事は内なる神とのこと、他者との間に起きたことは一つもないのです」と残しています。つまり「内なる神」とつねに向き合っていれば良いのです。だからといって、山にこもって誰とも会わない生活をするというのではなく、実生活を送りながら、他者とかかわりながらも、自分の中の神、つまり守護霊と対話をする、向き合うことが大切だと言えます。他者とかかわりの中で自分は成長するのですから。

それが霊界、死後の世界とも言えます。ですから、私たちの中に実は霊界があることになります。それを感じるか、気づくかです。

なぜだか分からないけど、涙があふれ出る。それはたましいが感動しているから。まさに、内なる神の琴線に触れたからと言えます。日頃から美しいものを見たり、音楽を聴いたりすることで感性が磨かれます。感受性を豊かにすると、自分の中にあるあの世を感じることが出来るでしょう。

内なる神を感じるには、現世利益や自己憐憫や責任転嫁や依存心などの自己愛が強いと難しいです。ですから自己愛が強い人は外の神を感じるのでしょう。つまり依存できる神を求め、霊感が強ければそれを感じることも出来る人もいるでしょう。しかし、スピリチュアリズムではそれは、神や高級霊とはではないと言えます。なぜなら、波長の法則が働くからです。

ではその存在は何でしょうか?自己愛の人間をもてあそぶ低級自然霊と言えます。さらに悪化すると憑依されて、その人間が低級自然霊化していく。ですから、常に自分を見つめ、霊的価値観に重きをおいた思考が大切なのです。

「一番怖いのは、自分が分からなくなること」

現世でもあの世でも「自分」を見つめる旅をするのです。

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