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気づかず他人を利用する人

我が家には犬が4匹いた。
最初のわんこは3年前に大往生で安らかにお空に帰った。

2匹目は今年になってすぐ
びっくりするほど急にお空に帰った。
犬寿命でいえばご長寿である年齢で
大病せずに犬生を全うしてくれたようではあったけど。

よって今、2匹の老犬が余生を楽しんでいる。
この2匹も漏れなくご長寿。


犬の敬老の日があれば
多分県から表彰されるくらいの年齢。


我が家のわんこたちはみんな長生きだ。
とはいえ、数年のうちに必ずこの子達も
お空に帰っていくと思う。



とすると次のわんこどうする問題。
わんこがいない生活。考えられない。



私は次は大きな犬がいいな〜と
ボソッと言ったら夫は


次はもう飼わないよ。
僕たちがその子を看取れる確証がないからね。

といった。


そうだけど
私たちが死ぬ確証もないし
死なない確証もないし


でも夫はこう言った。


そんな不確定要素が高い状態で
感情だけで生き物は飼わない。
人間の「寂しい」とか「かわいい」とか
そんな都合で生き物を扱いたくない。


といった。
確かに。


そうだった、そういう責任感が強くて
一途なところが私が夫を好きなところでもある。
かと言って頭が硬いわけではない。
独特の美学があるのだ。



まあいっかとか
どうにかなるでしょ!
的なことで動いたりしない。
かと言って、尻が重いわけではなく
自分のことだけだと割とちゃっちゃか動く。


しかし、自分以外の何かが関わるとなったら
慎重になり、言動は確実になる。


そこは楽天的に
どうにかなるよ!という人もいるだろうけど
それはそれぞれの価値観だし
生き方なので各々がそれを選択すれば良いと思う。


ただ、我が家はそうではない
というだけ。



そういえば
可愛いから、寂しいからと
自分の環境を横に置いておいて
犬を飼いだした人がいた。


内容は割愛するが
到底わんこの面倒を見て、この子の最後までを
看取れるような感じでもなかった。


こんな時どうするんだろ?
と思った状況では
やはり犬にしわ寄せが来ていたし
周りの人間も都合よく扱われてた。


やはりそういう人は
人に対してもそういう態度が出ると思った。


自分のことだけを優先し
自分の不足したものを自分以外の何かで
埋めようとする。


まぁそこには相互関係も存在するし
他人が介在する理由はないけど


一時が万事


在り方みたいなのは
ところどころ、にょきにょき出てるもんだな
とそんなふうに感じた。


犬を飼うという姿勢だけでも
その人の人生観って垣間見れるもんなんだな。


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