これからの未来を考えよう!

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今回の新型コロナウィルス感染症によって、私たちの生活も大きく変わったように考えます。
「新しい生活様式」と言われるように、新型コロナウィルス感染症の前と後では、私たちの生活に関する考え方やスタイルが大きく変化したように思います。
その中でも、最たる例はオンラインだと思います。

この数ヶ月でオンラインに対するアレルギー反応や抵抗感は大きく変わりました。

数年前から、リモートワーク、在宅勤務、テレワークと叫ばれていたけど、正直、叫ばれているだけで一部の業界や人が使用するだけで浸透していなかたように感じます。

でも、今回の新型コロナウィルス感染症により、外出自粛在宅勤務STAY HOMEがメディアなどで叫ばれ、対応せざるを得なくなった環境下で、一気にオンラインに対するアレルギーが払拭され、日常の中に入っていったように考えます。
オンライン会議などの仕事以外でも、オンライン飲み会、オンライン帰省、オンライン診療、などなど検索すれば沢山のオンライン○○が検出されます。オンラインスナックやオンラインフィットネスなどの出現にはちょっと驚きましたね。

不思議なもんで、やらざるを得ない環境になれば、何とか順応するんだなと思いました。

昨年、SDGsの研修会を受講した際に、ゴールの決め方で「バックキャスティング」とか「フォアキャスティング」という言葉を耳にした。

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バックキャスティング・・・将来を起点にして今何をすべきかを考えること
フォアキャスティング・・・現在を起点にして将来を予測すること

先ほどの例を挙げると、リモートワークについては、
今まではフォアキャスティングという考え方で現在からどのくらい割合でリモートワークを進めていこうという考え方だったと思うが、
今回の新型コロナウィルス感染症によって、
バックキャスティングという考え方で、仕事をするためには、今、どうすれば良いのか?という考え方になって、一気に浸透したんだと思います。

2030年のSDGs(持続可能な開発目標)という全世界で決めた目標については、正直なところ、達成することが困難な目標もあります。
それは、自分がフォアキャスティングという考え方に立っているから達成が厳しいと考えからだと思います。
逆に、バックキャスティングという考え方に立てば、目標を達成するために今現在何をすべきかを考え、出来ない理由を探すのではなく、出来ることを探すんだと思います。

また目標を自分事として考えるのも、バックキャスティングという考え方に近づいてくると思います。

企業では、到底達成できないような目標を設定することがしばしば見受けられます。ブラック企業の云々はさておいて、バックキャスティングという考え方で挑戦すると到底できないと考えられていたこともできてしまうことが
あります。私自身、サラリーマン時代にそのような経験をしましたが、達成した時の喜びや満足感は通常の目標達成では味わえないものを感じたように思います。

SDGsは今の現状の延長線上で考えると2030年の目標達成は厳しいと思いますが、私たち一人一人がSDGsの中の小さな目標を自分事として捉え、目標を達成するために何ができるのかを考えていけば目標を達成するような気がします。

出来ないことを考えるんじゃなくて、出来ることを考えていきたいものですね。


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