陰影

昨日は言いたいことが全く言えない日だった。
そもそも言いたいことなんて本当はないかもしれない。
自分が発する言葉はあまりに幼くて。
年々言葉を発することが怖くなりつつある。

人に会って話を聞くたびに、みんなすごい、と思う。
みんな社会に貢献している。
どんどん自分の自信を無くしてゆく。

人は人、自分は自分、ではあるが、社会に対して自分が何の役にたっているのだろう。と疑問に思うことが日々散らばっている。

まぶしい人がいる。
そこにはきちんと影があることは理解している。
だからただうらやましいとは思っていない。

陰影をつくることが出来る、その過程が素晴らしいと思う。のらりくらり暮らしているだけでは、日も陰もないのだ。

朝いれたコーヒーはもうぬるくて、おいしくもまずぐなかった。そんな朝だ。


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