ながさきこ

個人日記。プリンは固め。珈琲は中深煎り。ラジオはAM。

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最近の記事

バイキング宇宙

愛知出張。 大切な朝バイキングの時間。 後の仕事を考えると食べる量が限られる朝なので、 無邪気に目につくものを取るスタイルではなく、 まずはざっと全体のメニューを下見することとする。 すこし肉系メニューが多い。 愛知らしさを添えたようにきしめんがある。 お味噌汁は赤出汁だ。 ごはんのコーナーを確認すると、白飯と炊き込みご飯の2種類。 お粥がないことに小さく落胆するも、パンコーナーの隅にあんこと生クリームを見つけ歓喜する。 本日のバイキング方針を決定し、お盆を持つ。食事

    • 野球選手という仮装

      ハロウィン。 私にとってはなんの日でもないが、子供達にとってはやはり「仮装をしなければならない」ぐらいの気持ちで使命感が伴う日のようで、保育園から帰るや否や、何の仮装をしよう、と真剣に考えていた。 家にはいわゆる仮装グッズ等はないので、私の黒いワンピースやベレー帽でコウモリなどはどうか、ハロウィンぽいし、と提案してみたら意外と乗ってくれ、早速着替えたものの、なんか違う、と言いたげに首を傾げていた。 模索した結果、野球選手の仮装をすると言い、家にあるライオンズのユニフォーム

      • 鼻の美容

        土曜日夕方のスイミングに自転車で向かう。 途中いくつもの金木犀の香りがする空気を通り過ぎる。 息子が、金木犀は鼻の美容にいいね、と言う。 よい香りを嗅ぐことで鼻の気分がよいということらしい。「美容」の定義は分からないが、言い得て妙な表現だな、と感心をした。 美容効果があるかは分からないが、金木犀の季節だ。

        • 陰影

          昨日は言いたいことが全く言えない日だった。 そもそも言いたいことなんて本当はないかもしれない。 自分が発する言葉はあまりに幼くて。 年々言葉を発することが怖くなりつつある。 人に会って話を聞くたびに、みんなすごい、と思う。 みんな社会に貢献している。 どんどん自分の自信を無くしてゆく。 人は人、自分は自分、ではあるが、社会に対して自分が何の役にたっているのだろう。と疑問に思うことが日々散らばっている。 まぶしい人がいる。 そこにはきちんと影があることは理解している。 だ

          人に出すごはん

          人に出すごはんと出せないごはんがある。 なので私は今日もテレワークの合間に、柿とバナナとクレソンとブルーチーズを刻み、そのうえにはちみつとオリーブオイルをかけたものをむしゃむしゃ食べる。 個人的にはとても美味しいとおもうのだが、 これを食卓に出す勇気はない。 ましてや子供相手では尚更だ。 個人的は美味しいレシピだと思っているが、 これを美味しいと思ってるの?と問われる可能性があり、それを言い返せるほど「美味しい」を貫ける自信が、私にはない。 昔からあるレシピというもの

          人に出すごはん

          想定内のがっかり

          髪型の決まらない日が続く。 いつもよりすこし丁寧にシャンプーなどの手入れをしているが、どうにも綺麗におさまらない。 年で何度かこういう時期がある。鏡を見るたび、すこしだけがっかりする。 がっかりとは大抵自分の想定外だから「がっかり」するものだが、この場合は想定内のがっかりだ。 がっかりするだろうな、と思いながら案の定がっかりする。 こういうことが多くなってきたのは歳をとったからだろうか。 歳をとって、いわゆる「劣化」をしていることは重々承知しているが、それでもある程度は

          想定内のがっかり

          飛騨のとうもろこし

          とうもろこしが好きだ。 スーパーで見かけるとついつい購入してしまう。 しかし、今年の誕生日にいただいた飛騨のとうもろこしが美味しすぎた。それからというもの、スーパーのとうもろこしを少しだけ下に見ている。 そもそも値段が違うのだから、と思いつつも、スーパーでとうもろこしを購入する機会がぐんと減ってしまった。 冷凍しておいた最後の飛騨とうもろこしをスープにすべく、玉ねぎとあわせてくつくつと煮ている。 その間に今期最後だという飛騨とうもろこしを追加注文してしまった。後悔はない

          飛騨のとうもろこし

          憧れのピノガール

          昨年、相席スタートのケイさんがトークライブで「ピノガール」の話をしていた。 種も食べられるようなスイカだという。 甘くて美味しいが高級。でも美味しいの!と、非常に魅力的に話してくれた。 その日からピノガールという品種が気になって仕方なかった。ネーミングもよい。食べてみたい。という気持ちがぐるぐるうずまいていたが、なかなか普段行くスーパーではお目にかかることができないまま、一年が過ぎていた。 今年もスイカの季節がやってきた。 なにせ今年は暑い。暑ければ暑いほどスイカは美味し

          憧れのピノガール

          いいちこがりさわーに囚われる

          先日神宮球場で呑んだ、いいちこがりさわーが忘れられない。 それはそれは、世界一美味しい飲み物だと思った。 私はそもそも「いいちこ」を単体で飲んだ経験がない。 あらためて、「いいちこ」を探すと、あらゆるところにいいちこは溢れている。 酒屋はもちろん、スーパー、コンビニ、どこでもある。 向かいのホーム、路地裏の角にもありそうな勢い。 コンビニにはアルコール度数がそれぞれ異なる3種類ものいいちこが売られていた。 私は今まで、いいちこについて何も知らなかったのだ、と思い知らされ

          いいちこがりさわーに囚われる

          田園

          川口駅近くのさくら水産で息子とふたり打ち上げをした。 今日は玉置浩二ライブに二人で参戦したのだ。 玉置浩二 Concert Tour 2023 故郷BAND~田園~ 今回のツアーは川口が初参戦。 まさかのセットリストに思わず声をあげてしまった。 はじめてライブで聴く曲も多く、最高のサプライズだった。 リリアホールのこじんまりとしたサイズ感も相まって、お客さんとも一体感もあり多幸にあふれていた。 加えて嬉しかったのは、 半ば私につきあってくれた息子が、びっくりするくら

          団地と青空

          絵に描いたような夏の空。 じりじりと暑い中、子供達といつものスーパー買い物に出かけ、重たい荷物にひいひい言いながら川沿いを帰る時間がどうにも美しかった。 団地と青空、という組み合わせが好きで、ついつい写真を撮ってしまう。 夏の空は団地と組み合わさると余計に暑さを感じる。 無機質とみせかけて、有機物の塊のようなコンクリートのせいかもしれない。

          正義がありすぎる

          朝から頭痛がしてずっと寝ていたが、夕刻にお風呂に長めに浸かることで、すーっと痛みが取れていった。 身体を温めることは大事なのは常識として根っこにはあるが、これだけ暑い日々が続くと、温めることを悪のように扱っていたことに気づく。 木曜日の伊集院さんのラジオショーで、 クーラーの設定温度にしても、エコ視点、熱中症視点、色々あるから安易に自分の設定温度を言えない、と言っていたのには深く頷いた。 いろんな正義がありすぎる。 夜は「爆買いスター恩返し」を子供達と見る。 なんだか絵

          正義がありすぎる

          夏の神宮球場

          子供のお迎え時に保育園の先生に、カープ好きなんですか?と声をかけられる。 どうやら明日の神宮に観戦に行くことを息子が先生に話したらしい。 先生は広島出身のようで、私がカープファンであることをとても喜んでくれた。野球も広島も暖かい。 明日は神宮に観戦に行く予定でもちろん楽しみなのだが、先日のベルーナドームで完全に熱中症になった私は、少し荷が重くもある。 子供を連れての夏野球観戦は気配りと隣り合わせだ。 子供達に暑くない?水飲む?トイレいく?と声をかけたところで、おおむねは、

          夏の神宮球場

          ラムコーク。無印クラフトコーラシロップで。

          今夜のお供はラムコーク。 ・クラフトコーラシロップ(無印良品) ・炭酸水 ・ラム(マイヤーズ) 氷多めで、まずは1:3:1で割る。 仕事で疲弊した身体に、ラムの甘さがしみる。 コーラシロップがスパイスが効いているのでしつこくない。夏によいものをみつけてしまってうれしい。

          ラムコーク。無印クラフトコーラシロップで。

          青いレモンサワー

          金曜日にベルーナドームで野球観戦をして、ぼんやりと熱中症になった。 身体にずっと熱がこもっており、疲労感が抜けない。 真夏のベルーナドームおそるべし。 とはいえ、オリックスVSライオンズの試合は素晴らしい内容だったので、何も後悔はない。 おかわりくんのおかえりホームランを見ることができて嬉しかったし、岸のさよならホームランも最高だった。 ライオンズもオリックスもいい選手がたくさんいる。 見ていて幸せだ。 観戦時に売店でレモンサワーを頼んだら、好きな選手の番号が入れられる

          青いレモンサワー

          美しい汗

          朝、長男が学童に行こうとつま先をトントン言わせながら靴を履き、玄関の鏡を見てこう言った。 「なんて美しい汗だ」 朝から室内温度が30℃を超えクーラーをかけたものの、効きの悪い室内で汗ばんだ自分の額に光る汗を見てこう言った。 今まで、自分の汗を美しいと思ったことが今まであっただろうか。 汗が美しいと感じるのは、部活動を頑張る中高生、テレビで見る甲子園やオリンピックなど、一生懸命の果てに生まれる汗、その経緯への称賛も含めての「美しい」だ。 それなのに、蒸し暑い居間でだらだ