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クリープハイプは沼だ。

2記事目からいきなりどうしたと思われるかもしれないが、唐突に始める。私はクリープハイプが好きだ。とてつもなく大好きだ。

まずはじめに、知らない人がいるはずもないと思うが念の為に説明させてもらうと、クリープハイプとは日本のロックバンド4人組のバンド名だ。もちろんみんな知ってると思うけど。


もちろんご存知だろうクリープハイプのことなのだが、私は本当にクリープハイプが好きすぎて、基本的に音楽には疎いほうで、物事にハマることも少ない人間なのだが、私の人生史上初にハマりあげている。クリープハイプは沼だ。


元々音楽には疎いので、好きなアーティストがいたとしても、それはそのアーティストが作る音や歌詞であって、アーティスト自身に微塵も興味もなければ歌のタイトルでさえ覚えられず歌詞とメロディだけを覚えている…みたいなことが当たり前だった。


それがどうだ、クリープハイプに出会ってから全てが翻ってしまったのだ。歌詞、メロディーはもちろんのことタイトルだって覚えるし、ましてやバンドメンバーの名前も顔もはっきりと覚えてしまったでは無いか。それほどハマりあげているんだ。クリープハイプは沼だ。


更にいえば、今まではアルバムを購入すれば満足する程度の人間だったのに、クリープハイプに至ってはシングルCDも全て買ってしまう始末。ついにはボーカルの尾崎さんが出している小説やエッセイ集も購入し、クリープハイプと名のつくものはあらかた手に入れてしまった。

それでも飽き足らずどうにかインディーズ時代のCDが手に入らないかとフリマサイトを覗くが、「きっと尾崎さんはこういうところで売られているのも買われるのも悔しいだろうな」と考えたら、喉から手が出るほど欲しいが買うのを我慢してしまう。


完全に拗らせてしまっている。それほどまでにクリープハイプは沼だ。


たまたま見た音楽番組で「憂、燦々」に出会い、たまたま聴いていたラジオ番組で「寝癖」で再開し、気になって仕方の無い存在になってしまい、レンタルしたことから始まった。


時には心臓をえぐるような、時にはそっと寄り添ってくれるような、時には心の中を覗かれたような歌詞に癒されたり抉られたり救われたりして、毎曲メロディに胸を高鳴らせている。


もしかすると私はクリープハイプに恋をしているのかもしれない。


それほどまでにクリープハイプは沼だ。


そんな話を延々とする機会も相手も、私はもちあわせてないのでこうして日記にしたためることにした。本気を出せばあと3万文字ほどクリープハイプについて書けるが、さすがにそれをしてしまうと誰かに引かれやしないかという気持ちになるので、ライトに収めておこうと思っている。


人生で初めてライブに行きたいと思ったのもクリープハイプで、人生で初めてチケットを取ったのもクリープハイプだ。

クリープハイプは私の初めてをどんどん奪っていく。もしかすると初恋なのかもしれない。



たぶん一生、私はクリープハイプを聴き続けると思うし、追いかけ続けると思う。


それほどまでにクリープハイプは沼なんだ。



一度ハマると抜け出せない。

(と、具体的な話は一切しないのであった。)

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