座右の銘〜格言を作ろう!

あなたの座右の銘はなんですか?
いろいろな場面で誰もが聞かれたことがあるでしょう。座右の銘とは、自分の人生において、指針や道標となるような言葉とあり、多くは古い諺だったり、有名人が発した言葉だったり、有名な格言だったりします。
燕雀安んぞ鴻鵠の志を知らんや、鶏口ととなるとも牛後となるなかれ、天は人の上に人をつくらず人の下に人をつくらず、など誰もが聞いたことあるでしょう。でも実は座右の銘とはそういう格言や名言でないといけないわけではないんです。
笑顔とか、感謝、とか挨拶、とかでもいいんです。
わかりやすいですよね。
話は変わりますが、私はTVは、あまり見ないのですが、プレバト !の、俳句コーナーは好きでよく見てます。
梅沢富美男さんが花粉という単語と、獺の祭りという春の季語を使って詠んだ俳句で昇段しました。
コメンテーターの夏井いつき先生曰く、古くからある季語とこれから新しく季語になり得る単語の新旧の融合が素晴らしい、とのことでした。気になって夏井先生のYouTubeも拝見したのですが、季語というものは、委員会みたいなものがあってこれは春の季語だなー、これは秋の季語だーとか話し合いで決まっているわけではないんですね。だれかが季節を感じる単語を使って俳句を作る、その句を見た人がその季節を感じとる、他の句でその単語を使用する…これの繰り返しでなんとなく季語になっていくのだそうです。
現代風に分かりやすくいうと、Twitterでダイエットを夏の季語にしたいとツイートして、めちゃくちゃバズったらもう季語になっちゃうんですよ。当然昔はそんなネットなんてありませんし、ツイートしてバズって認識されるまで100年単位で時間がかかったでしょうが、仕組みはこんな感じです。
季語を名言・格言に置き換えても同じことが言えそうな感じしませんか?
成功を治めた人がなんらかのメディアで「失敗は成功の元」といいます。
ある人が『あの成功した人が「失敗は成功の元」と言っている。私も参考にしよう。』

これが座右の銘なんです。
自分が感じたことを発信して共感が得られればそれが座右の銘になり得るのです。
誰の言葉でもないオリジナルの座右の銘作ってみませんか?
ちなみに私の座右の銘は25歳の時にふと降りて来ました。
追求25%、妥協25%、保留25%、後退25%、です。
特に解説も必要なさそうですが、念のため、
私はいろいろな局面で、勝負の行方は引き出しの豊富さとその手札を出すタイミングですべて決まると思ってます。
理想は追うけど追いすぎてはいけない。
妥協もするけど妥協ばかりしてもいけない。
抱えてる問題をたまには後回しにしてもいいよ。
なんなら一度壊してやり直すのもアリだよ。
ワンパターンにならず、いろんな可能性を考えて、食わず嫌いせずにその物事の本質を理解しようと努め、あらゆる場面で最善の策を尽くしましょう、そんな感じです。
25%に特別な、意味はありません。一つの問題に直面した時にどんな
対応があるかな?って考えた時に上記の4種類くらいはありそうだな。全部バランス良く試したいな。と思っただけです。
若い頃は追求ばっかりして疲れてしまった過去もあったり、問題を放ったらかしにしすぎて痛い目を見たりしてきましたので、改めて考えるとなかなかいいんじゃない?くらいのイメージでしたね。それからこの座右の銘を実践していくと変なプレッシャーもなく、かといってネガティブな気持ちになることもなく、少なくともメンタル面では確実に強くなったと思います。
世の中には肩肘張って頑張っている人がたくさんいると思います。そんな方々に頑張りすぎなくていいんですよ。でもたまには頑張りましょうね!っていう贈る言葉です。

私の夢はある若者が就職活の際、座右の銘を聞かれた時に「私の座右の銘は追求25%妥協25%保留25%後退25%です。」と発言してくれる人が一人でも増える事です。
…それが原因で就活失敗しても私のせいじゃないですからね!
自分でオリジナルの座右の銘を作らなかったのがいけなかったんです。
その過程で人は確実に成長できます。
自分だけの座右の銘を作りましょう!
それではまた。

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