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準確定申告という一度きりの体験

「確定申告」でなく「準確定申告」というものをやってみました。

やったこと(概要)

私がやった分野の「準確定申告」は、年金受給者だった親の還付金を申請するものです。これは義務ではありません。そのままスルーしても構わないようです。始めようとすればそれなりの準備が必要です。「やらんでもいいかな」という思いもよぎりましたが関連書類は少しそろえていたので、「ここまで準備していたんだから最後までやってみよ」と。
私の体験談ですので、準確定申告の正しいやり方はどうかは分かりません。あくまで「体験談」です。

必要なもの

「年金事務所からの源泉徴収票」
「医療費10万円以上の場合はその領収書」
「保険の控除証明書」

ここまでは普通の確定申告や年末調整と変わりません。これに加えて、

「付票」(ダウンロードして自分で記入する)
「委任状」(同じく、要ダウンロード)

還付金は、一人の口座に振り込まれます。相続人が複数いる場合は、ほかの相続人から「その人の口座に振り込まれてもオッケーですよ」という書類が必要です。これが「委任状」です。

「付票」にも各自が記載します。
この二つは自筆でなければいけません。私の場合は書類を郵送して、書いてもらったものを返送してもらいました。

ここまでやってから税務署へ電話をして、「予約」をします。勝手に訪問しても受付はしてくれません。向こうにも都合ってものがあるようです。
しかし、私の場合はおよそ1ヶ月半先まで空きはなかったようです。「そんなに先?」と思わず言ってしまいましたが、「特に今すぐやらなければ、というものではありませんので」と言われました。

ところが、肝心の源泉徴収票が、郵送されているはずだけど見つかりません(涙)。効率は悪いけど年金事務所へ行けば再発行した書類をその日に受け取れると言われ、予約していた日の朝、年金事務所に出向きました。

朝の道路渋滞+踏切で足止めを食らって、すいてれば30分のはずが1時間近くかかって到着。

すごいたくさんの人でにぎわっています。なんの相談なんだろ?

待つこと10数分。受け取れました。

税務署にて

予約した時間に税務署へ。
書類に不備がないことを職員と確認し合います。
税務署にあるパソコンで必要事項を、職員と一緒に記入。私は親の確定申告を家のパソコンでやっていたので、このあたりは「慣れ」もあってまあまあ順調に進んだと思います。

それと、私の場合ですが、医療費の欄は書いても書かなくてもいいらしいようです。書いたところで結局還付金は変わらないそうです。
んーーー、せっかく医療費の領収書をきちんと揃えておいたのですが。

「これで終了です」と職員さんに言われると、「これで間違いないんだな」というお墨付きをもらえた気持ちになって、安心しますね。

待つこと数週間

数週間後、還付金が振り込まれていました。




#確定申告やってみた

至ってごく普通のサラリーマンのつもりですが少し変わった体験もしています。