投票率は上がっていると思います
選挙が終わりました。
投票率が50%を少し超えたようです。
この投票率を「低い」という声も少なくないようですが、私は「そんなに低くはない」と思います。そして今後もこの投票率が維持されるとすれば、もしくは微増でもすれば、十分投票率は健闘していると思います。
なぜなら、
認知症の人が増えているから
今や5人に1人が認知症だと言われています。投票に行くことは可能ですが、そこまで深く考えて票を投じることは難しいです。
それは、私の親も認知症になっているので、分かります。
つねに、どんな時でも同じ人(党)に入れている、という人は別です(組織票が強い理由もこれじゃないでしょうか)。
うちの親はそのつどよく考えて票を入れていました。
ただ、そもそもですが、うちの親の場合、介護施設に入っているため、投票所に行けないのです(コ口ナ禍のため外部との接触を制限されているため)。
たぶん票を入れられる状況にあったとしても、質問したところで、「わからないな」で終わりです。
だから、有権者全体のうちの約20%は、投票率は必然的に下がると思います。
今後、認知症の方はどんどん割合が増えます。なので、今後、投票率が50%を少し超えている状態が続くとすれば、実質的に投票率は上がっている、と考えたほうがいいと思うのです。
こういうふうに、権利はあるが行使が事実上無理な票を、何というのでしょう。
それにしても
しかし、結果については、将来の不安しかないですね。
これじゃ税金が上がり続ける状況(暴走)を止められない。数の論理で押し切られてしまうだろうな、と思います。
写真は、「PhotoAC」*ゆず*様のものを使用させていただきました。
至ってごく普通のサラリーマンのつもりですが少し変わった体験もしています。