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SNSのイライラを召す

TwitterやInstagramなどのSNSをみていると疲れることがあり、困っています。「せっかくの自由な時間をワクワクすることでいっぱいにできるように、SNSとどう付き合うべきか」を考えるために自分の置かれた状況を整理してみたいと思います。

SNSデビューのリアルis古き良き思い出

僕が初めてSNSっぽいものに手を出したのは、中学2年時の「リアル」でした。ホムペとか呼んだりもしたかも。オンラインゲームにどハマりしていた僕は、一緒にプレーしていた高校2年生に色んな世界を見せてもらっていました。「俺の高校は、今何をしてるかをリアルで共有してるんだぜ」的なノリで教えてもらい、みるみるうちにハマりました。高校受験に向けて気になる高校の学生のリアルを探って、この高校に行ったらこんな雰囲気か〜みたいなことを想像していました。学校や塾の先生づてで校風について耳にしていましたが、中にいる学生から様子を伺えるのは結構新鮮でした。

情報過多のSNS、不必要にイライラ

当時のリアルは1つの画面で1人のつぶやきしか見えませんでしたが、Twitterなど最近のSNSでは、複数人のつぶやきが見れてしまう。その結果、常にどこかの誰かが何かを言っている状態になり、人の意見や感情・世の中の事実が次々と目に入ってくる。 

「コロナの新規感染者数、先週月曜日と比較して○○人増加」
「この時代ITがわからないのは時代遅れだ」
「8時間は睡眠をとるべき」
「上司うざい」

って感じの情報が、文字通り無限に自分の頭に侵入してきて、不必要にイライラさせられることがあるのが悲しいです。好きな音楽聴いたり、友達に連絡をとったり、考えごとしたりできるせっかくの自由な時間に、イライラしなければならないのか。日々ワクワクしながら生活を送りたい僕は、この状況を解決しなければなりません。

イライラの根本原因は、不安駆り立て型発信と自分を想起させる愚痴/ディスり

イライラが起こらないようにするために、まず、イライラのきっかけとなる情報を整理したいと思います。僕の場合は大きく2つの要素がありそうです。

(1)不安を駆り立てていると解釈できる発信
「コロナの新規感染者数、先週月曜日と比較して○○人増加」
「今のうちに不動産投資しておかないと損します」など
(2)自分を想起させる愚痴/ディスり
「コンサルのアカウントってだいたい痛い」
「一般人のクセしてnote始めてて、ウケる」など

(1)については、書き手が読み手を不安にさせようという気が実際にあるかは関係なく、あくまで読み手の僕が「こいつは不安を駆り立てることで注目を浴びる作戦だな」と解釈したかどうか。(2)については、書き手が僕のことを意識して書いているかどうかは関係なく、あくまで僕が「こいつ、吾輩のことを書いているのか..」と感じるかどうか。いずれも、僕がそう解釈した瞬間にイライラが発生するので、この解釈の機会を根絶することが解決策でしょう。

イラっとしたら無条件に即ミュート

では、どうやってイライラの機会を根絶するか。SNSを全て止めること?それは違います。イライラさせられる以上の恩恵を受けているからです。興味がある業界で活躍する第一人者の考えや思いに触れることができたり、友人の頑張っている様子を見て勇気づけられたり、楽しそうなことをしている様子を見て「やりたいことリスト」が充実したり、とSNSのおかげでハッピーな体験ができています。(もちろん、やりすぎは要注意ですが・・・)

解決策の1つに、一度でもイライラした配信をした人は”無条件に”即ミュートするのがあると思います。一度イライラさせられた人からは、今後イライラさせられることはないとは言い切れないので、根絶を目的にするのであれば無条件にミュートです。こういうルールを設ければ、イライラする情報に触れる頻度は自ずと減っていくのかと思います。

ちなみに、友人も無条件に即ミュートで良いと思います。ミュートするのは不誠実ではないか、無下に扱っているのではないか、みたいな感覚をもつ人もいるようですが、友人だからといってイライラさせられても問題ない、ということにはならないでしょう。

あと、ミュートするからといってその人との関係を切りたい、ということにはならないと思います。その友人のことを尊敬していて良好な関係を築いていたいという意思があるからこそ、ミュートするのだと思えば、友人を大切にできている実感がもてて良いかもしれないですね。もし仮に本当に縁を切りたかったら、あらゆるSNSでブロックしますしね。

嫉妬起因のイライラは、パワーアップする原動力になる説

若干話が逸れますが、SNSに限らず、イライラが嫉妬に起因する場合もあります。これはポジティブなイライラとして大切に扱いたいです。なぜなら、「自分のありたい姿に導いてくれる原動力」だと思うからです。

僕の場合は、
・僕のドタイプの服(めちゃ高い)ばかり持ってる経営者の友人の経済的な自由さ
・最近のおすすめの本を教えてと言ったら、3年前に読んだ本でも解像度高くかつ構造的に教えてくれる友人の記憶力と伝える力
・平日は朝から深夜まで医師として働きながら休日にベンチャー企業で働く友人の熱量と行動力

などなど、「ズルイ」「その能力が欲しい」と感じることがあります。飛び抜けた物を見て、「スゲ〜」とか「応援しよう!」で終わる場合も多々ある中で悔しい思いをさせられるのは、その人には自分が欲しいのにまだ手にできていないものがあるからだと思います。

嫉妬心を覚えたら「この人には自分が欲しいと思う何かがあるな」と気づけますし、その何かが特定できれば、それに向けて何をすべきかが考え始められます。欲しいものなのに簡単に手にできないからこそムシャクシャするのですが、これを原動力に、「どうやったらそうなれるんだろう」と前向き考えて、コツコツと行動できればと思います。

終わりに

最後ちょっと脱線してしまいましたが、今回のnoteを通じてSNSとの付き合い方を見直せたと思います。今この瞬間から行動に移せる状態にまで納得のいく形で落とし込めたので、僕としては満足です(笑)

こうした日常の些細な出来事に目を向けてあれこれ考えることが中長期的に何に繋がるかは明確にはわかりませんが、少なくともこの瞬間からちょっとでもハッピーに過ごす方法を考えられましたし、仕事でここまでの長文をストーリー立てて書く機会はそこまでないので、ストーリーメイキングの力が身についている気がします。本当はもう少し手触り感のある言い回しやフランクな語り口ができるようになりたいな〜と思いますが、あくまで趣味なので気負いせず、気長にゆるゆると続けてみたいです。

こういう考え方もあるんじゃないか?等あれば、是非こっそり教えてください。note無料会員でコメント機能がつけられないので、TwitterのDM等でお願いします。今回も自己満足なnoteで本当に恐縮ですが、最後まで読んでくださってありがとうございました。少しでも参考になる要素があれば、僕はハッピーです。


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