見出し画像

warbear

Galileo Galilei。
自分の人生にとって一番の存在。
"だった"と言いたくはないが今はいない。
しかし音楽は残り続ける。
確かにいた、あったGalileo Galileiという存在を自分は2016年10月11日の日本武道館で見てきた。
あれから時間はすっかり経って今は2018年の1月になってしまった。
すっかり年を重ねた気がする。
そんな2018年の最初の月札幌で見れた音楽家。
warbear。
自分自身も新しい出発のよう、きっとこれから自分のペースで歩き続けることができそうだって思った。

Galileo Galileiの終わりwarbearの始まりが
象徴されたかのような空間の中で

warbearの始まりは地元北海道から。
本当にそれが道民としても誇らしい、嬉しいことで誰よりもwarbearを最初に見れてるんだぜって気持ちでいっぱい。本当にあの空間にいることが正解だと思えた。
タイトルにGalileo Galileiの終わりとつけたけど終わってはいない。それはライブに行った者にはわかることなのだけれども、自分は1曲目から目を離すことができなかった。
尾崎兄弟がまずステージに上がり鳴らされた楽曲が
「Sea and The Darkness Ⅱ」からワンフレーズ。

この人は何を訴えたいんだろう?

まずそう思った自分がいたんだけれどそれは終演してからわかった。
あまり何を演奏したってのを言いたくはないけれどGalileo Galileiの楽曲をそれも今のwarbearで伝えたい曲を選択されていた。
思い入れが強い「鳥と鳥」「ゴースト」「燃える森と氷河」続けて放たれたあとにwarbearからリード曲に繋がる「トレインは光へと向かう」には感情が高ぶってしまった。
もうそこで「Lights」が来るのは予想しちゃってたんだけどすごく気持ちよくなっていた。
自分が気持ち悪かった。
全体的に尾崎さんは暗い。
暗い中で光をずっと探してる。
それは唯一演奏されたGalileo Galileiの曲からも共通してること。
ただ暗くてもがいて苦しいものから光を求めてる。その刹那が本当に好きでいつもいつも影響されてる。本当にその気持ちをリンクさせて自分は休んでもいいんだって思わされる。
疲れてしまう時は誰だって来るだからそれは受け止めないといけない。
どうしようもないときは何も考えなくていいし、今どうしたいかは流れるように答えが向こうからやってくると自分はいつも思ってる。
だからこうして出会えたんだと思うから。

本編終了後のアンコールで「Sea and The Darkness Ⅱ」が再び演奏された時答えが見つかった。
Galileo Galileiは一度車から降りたけれどまた新しい車に乗り換えた。
でもその車にGalileo Galileiを乗せて走らせた。

warbearにはGalileo Galileiというエネルギーが必要、それはこの先もずっと

無駄なパーツなんて付けなくても車は走れるよ。
それを教えてくれたwarbear。

今日という1日はとても大事なものになったからまた忘れないように心に閉まってたまに思い出せるように。
アルバムを流すんだ。

warbearという新しいプロジェクトは最期まで

尾崎さん本人もMCで言ってらっしゃいましたが死ぬまで続けることだということでそれは僕にとっても楽しみの1つだし悲しまなくていいことが約束されたと思った。
今あるwarbearはこれまでのGalileo Galilei時代にもなかった新しいことに挑戦していく、それがわかる楽曲の全てだったし本当に多彩な方だと改めて思いました。
普通なら出来ないこと。
色々な形を見せてくれるwarbearを愛していきたい。
またすぐに!


2018年1月18日(木)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?