シュ！！

［以前　別の場所にあったものです］

→続きです。

この映画
「あん」
という映画と同じ監督です。

前に
対談か何かで
樹木希林さんと河瀬監督が
話していたんですが
河瀬監督が希林さんに

「自分は
コミュニケーションが
うまくいかない
誤解されたり
こじれたりしやすい」

みたいな
お話しをされていました。

それに対して希林さんが
「同じことでも
私が言うのとあなたが言うのは
違ってしまうのよ。
それはもう仕方ないのよ」
みたいにお話しされていました。

これ
希林さんはいいな
希林さんは得だな
と思ってしまうし、
希林さん自身も
「うふふ。わたしって
なぜかスムーズなの。
得しちゃうタイプなの」
みたいに
なんとも、希林さんらしい
感じだったのですが

わたしは
どちらかとゆーと
河瀬監督タイプ。
そして
「朝が来る」の主人公の女の子
みたいに
人生が、かなりゼツボウ的に
絡まりまくったタイプです。

おそらく　河瀬監督は
たくさんのめんどくさい
絡まり
みたいなものを経験してる
だから、この映画を
生み出せるのかもしれない。

希林さんは河瀬さんに
「うふふ。あなた残念ね」
みたいに言いながら
言葉ですべては言わないけれど

あなたはあなたで
最高にステキで
すばらしいわよ

と、サイコーに希林さんらしい
あったかい
リスペクトとハグを河瀬さんに
贈っている
そんな気がしました。

で、これもまた
サイコーだな
と思うのが
永作博美さんが
何かのインタビューで
「好きなこと」
について聞かれていて

「ちょっと危ないんですけど…

運転中に、雨が降ってきた時
あーもう　これ以上はヤバイ

前が。。見えなくなる。。

って、ギリギリのところまで
待ってから

…ワイパーを動かす！

のが、好きです　笑」
と、答えていて

彼女の出演する映画で
彼女の役どころが
であったり
映画の中での
存在それ自体
それそのものが

タメてタメて…
シュ！！
クリアーー！！！！

そういうとこ
あるな
永作さんならでは
だよなぁ
なんて思ったり。

話を戻して
わたし自身
「朝が来る」
の主人公の女の子と
かなり近い感じ
似た感じに
何度も絡まったり
こじれたり
どうしようもなくなった
そういうことが
てんこ盛りの人生でした。

今も
絡まりが全然無くはない。
でも、
だからこそ
全部が
めちゃくちゃ愛しいし
改めて
ぐるっと見渡せば
ぜんぶが、信じられないほど
キラキラしています。

今
友達も職場もご近所も
そして　子どもも
あり得ないくらい
めちゃくちゃに
最高です。

そう感じられるのは
すべての
絡まり
こじれ
そして
こじれさせてきた
自分の身体や心のおかげです。

人から見れば
なんだかすごく大変そう
な人生です。
自分でも自分がもう
全然わからなくなって
だけど
ほんとうに自分だけ
自分と話すしかない
なんでもいいから
なんとか
話すしかない

だからこそ
出会えた
占星術やタロット
でもあります。

自分の人生に
必要がなければ
出会うこともなかった
役に立たなければ
学ぶこともしなかった
と思います。

これから
たくさん
出会ってみたい
話してみたいと思います。
タロットや占星術を通して。

占星術やタロットは
必ず　ご本人に
その
「世界でたったひとつの美しさ」
を気づかせてくれる

そして
無数の絡まりや　こじれを
キラキラ光る
透明な雨粒を
きれいねーーー！！
横に並んで　
眺められたら
こんなにうれしいことはない
そう思います。

存分に眺めたら
シュ！！
やっちゃいましょう

また雨が降ってきたなら
何回でも
やりましょう

雨粒だって
めちゃくちゃキレイ
たくさんあったら
その分　キラキラ

シュっとやるのも
サイコーに楽しい！

うっとりして
タメて
タメて
シュ！！！！で☆

20230304