子供は親の言葉より行動を参考にしてるよ

こんにちは、かいとです。


子供が朝なかなか起きない。何度も何度も起こしに行ってやっと目覚める。朝の支度はいつも時間との勝負でギリギリ遅刻を免れる毎日。
寝る時間を早くすれば朝のバタバタが改善すると思い子供に注意するけど.今日も結局いつもの時間まで起きていて.また次の朝には同じ光景を繰り返す。


これを見て「大変だな」と思う人より「まさにうちの事だ」と感じる人の方が多いかも知れません。
こうした悪循環からどうにかして抜け出したいと日々闘っている方もたくさんいるんじゃないでしょうか?


このような悪循環を断つためには「規則正しい生活習慣」を身につける必要があります。

こんなありきたりな言葉.聞き飽きていますか?いくら言っても直らないから困ってんだろって思ったかも知れません。
しかしちゃんと実践すれば必ず悪循環から抜け出せます。

「規則正しい生活習慣」と言うくらいですから、たまたま1日だけちゃんとしてる訳ではなく.文字通り「習慣」なんです。そして不規則な悪循環も又「習慣」ですよね。
悪意を持ってやっている結果ではなく毎日の習慣として不規則な生活を送っているに過ぎません。

つまり全くの0から良い習慣を身につけるのではなく、今の悪い習慣を入れ換えていけばいいだけです。でもいくら言い聞かせて注意しても習慣付かないのはどうすんだよって話しになってきますよね。

ところがここで言っている良い習慣を身につけるべきは.子供ではなく親の方です。子供に規則正しく生活するように注意している親がそもそも不規則な生活をしていると言う家庭もしばしば見かけます。

ほとんどの親が毎朝の起床時間.起きてからやることの手順などがちゃんと決まっていると思います。しかし、毎日必ず決まった時間に寝ている人は少ないのではないでしょうか?
子供には寝るように言って自分はテレビを見たり自分の時間を過ごしたり。あるいはまだやることが残っていたりするかも知れません。

それらを致し方がないことだと考えているなら.それが子供が不規則な習慣に陥る原因です。子供は親の言葉よりも行動を参考にして物事を思考します。そして子供に「例外」は通用しません。親が致し方がないと思うのと同じように子供が判断すると考えていてはいつまで経っても子供の習慣は良いものにはなりません。子供の習慣を変えたければ自分自身がまず実践しなければならないわけです。

じゃあやること終わってなかろうが自分の時間が無かろうが決まった時間にさっさと寝ろって言いたいのか?と言うと、まさにその通りです。。。生活が不規則になって子供にまで影響するくらいならやってることが途中でも投げ出して寝る方がまだマシです。

そうしないためには決めた就寝時間までに全部を終わらせる必要があります。その為には限られた時間をどう活用するかを考える必要が出てくる訳です。意味もなくSNSをチェックしたり芸能人のニュースに目を奪われたりする時間がなかっただろうか?本質的なことだけにちゃんと時間が使えているだろうか?そんな風に意識して自分の1日を振り返ると、結構無駄な時間が多かったりしますよね。


ようするにこういった重要でない時間を無意識にダラダラと過ごしたしわ寄せが全部夜の寝る時間に来てる訳です。
それら全部を一旦「無駄遣いの言い訳」と呼んで、子供に当てはめると判断しやすくなります。優先事項を後回しにしている子供に注意した時にその「無駄遣いの言い訳」を言ってきたら自分がどう思うかを考えてみるんです。
例えば宿題をやっていないことを指摘した際に、子供が「SNSのチェックしてるから」とか「芸能人のスキャンダルを見なくちゃならない」とか言い出したら親である自分はどう言葉を返すと思いますか?多分「今すぐ宿題をやれ」と言うんじゃないでしょうか?

そうやって自分の「無駄遣いの言い訳」を潰して.必要なことに必要なだけの時間を確保するようにしていくと、決められた時間に毎日寝れるようになります。親が夜遅くまで起きているので子供には「起きている」と言う選択肢が生まれている訳で、親がさっさと寝てしまうと子供にはそもそも寝る以外の選択肢がなくなります。

なので親がちゃんと毎日決まった時間に寝ることで子供もそうせざるを得なくなる訳です。夜にちゃんと早寝をすれば朝も自然と早く目が覚めて.ゆとりをもって時間を過ごせるようになる。それが毎日続いていけばいつの間にか習慣になっていきます。

ここで気を付けなければいけないのが.親にも子供にも「例外」を作らないことです。特定の状況などで子供に例外を作ってしまうと習慣として身につきにくくなります。それから親に例外を作るのが一番やってはいけないことだと考えています。子供からは不信感を抱かれ信頼を失う可能性があります。そうなったら最後、親の言葉など聞いてはくれなくなるのです。親子関係について「友達みたいな関係」と言ったことを耳にすることがありますが、悪く言えば「舐められてる」と言うことです。子供が親を親として信頼していない為に生じています。子供を信頼させてあげるのも親の務めだと考えているので.親に例外は作るべきではありません。親も子供も同じ条件で同じように習慣としてやっていくことが重要です。


規則正しい生活を習慣化すると時間にゆとりができるようになります。それによって.子供を急かしたりするストレスがなくなり. 強く当たってしまったり、子供が発している何らかのシグナルなどを見落としたりすることが少なくなります。
つまり規則正しい生活習慣を送ることは.虐待や家庭内暴力などを抑制する効果すらあるんじゃないかと考えています。


それから親自身がまず実践することで.子供に対して誠実性を表すことができるとも思っています。自分の親が口先だけでああしろこうしろと言ってくる家庭と親自身がまず手本となってやってみせる家庭とでは.どちらの方が親の発する言葉に耳を傾けるでしょうか?それは考えるまでもないと思います。


そして僕が実際に規則正しい生活習慣を身につけて感じたことなのですが、以前まであれほど時間がない.やることが多いと感じていたのに.今では結構時間が余っていて、その分を自分の時間に当てたり、子供とのコミュニケーションの時間を増やしたりしています。

ちなみに我が家は全員20時に寝て5時に起きてたりしますよ。


以上です。

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