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みらい家庭科ラボ スタッフnote

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家庭科の先生のために立ち上げ2人の現役&元家庭科教師が運営する「みらい家庭科ラボ」のスタッフとして投稿した記事をまとめたマガジンです。
運営しているクリエイター

#コミュニティ

家庭科の先生方のお役に立てれば という思いで「みらい家庭科ラボ」 というコミュニティを 現役の 木村 裕美 先生と 元家庭科教師の私の 2人で立ち上げました。 生まれたてのコミュニティですが 少しずつ活動を広げて 行ければと思います。 どうぞよろしくお願い致します。

家庭科の先生方に気軽にご参加いただきフラットな関係で家庭科の事を語り合える場になればとみらい家庭科ラボを創りました。リニューアルした内容は下記のサイトからご覧いただけます。ぜひご参加下さい。 https://miraikateikalab.hp.peraichi.com/

母の死と心の奥底にしまった思い

がたん! クローゼットの整理中 大きな音がして落ちて来た箱。 「軽くて良かった。」 と安心し箱の中身を見て 思わず泣き出しそうになりました。 母と過ごした時間が急に よみがえって来たから。 〈まわり花〉という花のいけ方を 実家で教わった時の事。 その頃は母に教えてもらった事を ブログにのせて 少しでも暮らしの中の生活文化を 次の世代につなごうと 思っていたので 実家での花をいけるひとときは 貴重な時間でした。 料理下手で裁縫のセンスもなく 着物の着付けにも興味がなかっ

調理実習の指導で考えた事「見えない時間への対価」

「懐かしい!」 思わず声が出そうになった1冊の本。 在職中にお世話になった 家庭科の世界への恩返しの 気持ちも込めて 家庭科のコミュニティ運営を 始めるにあたり 改めて家庭科で使った教材を 整理している時に 出て来た「英語でかんたん和食」 という本です。 コロナ前 灘高に非常勤講師として 勤めている時 海外から生徒が短期で来る事になると 「英語の調理実習よろしくね」と 声をかけていただき 英語で海外の生徒達を対象に 調理実習をさせて もらう事がありました。 その時の献立