種をまけば芽が出る。花が咲いて実がなる。

久しぶりのnote投稿。マイペースに書きます!と言ったもののここまで時間が空いてしまうこと、反省しております。。。実は今月末から新しいことにチャレンジをするので現役選手としての活動以外はそちらに時間を費やしておりました。そのために久しぶりに簡単な論文を書いたのですが、note記事を記述していたことで随分頭の中が整理されていると感じました。興味を持ってくれた誰かに向けて書いているつもりだったのですが、自分に返ってくるものだと改めて感じております。

論文を書くうえで自身の今までの経験や人生を振り返ったり、これから自分はどう生きていきたいのか?など様々なことを考える良いきっかけになりました。

その中で[opportunity]という一つの言葉が浮かんで来ました。

僕は人生の節目節目に自分なりの答えを出すために、人との出会いや学問、ラグビーを通して気づきや機会、好機を掴んで自分なりにやって来ました。好機はチャンスのような時も有りましたが、振り返ってみるとそんなにチャンスは多くなかったなと。chanceよりもopportunityだったと。改めてopportunityを掴むことで自分なりにやってこれたのだと思います。僕がこのnoteを通して行ったキャリア支援や雑談も、僕の考えが答えではなく、誰かにとって一つのopportunityであれば良いなと考えています。


前置きが長くなりましたが、それに関わる話で最近ちょっと嬉しかったことがありました。それでは本題にいきたいと思います。

僕が支援、いや応援している香川高専ラグビー愛好会が先週末、ついに初練習試合を実施しました!(10分x2setだけ)そして今週末には初めてスクラムなどのセットプレーも含めた練習試合を実施!そして11月には単独での公式戦を実施する予定まで来ています!

香川高専ラグビー愛好会について詳しくは僕のFacebookの過去記事に書いておりますので良かったら見てください。めちゃくちゃ要約すると、、、

2019年ラグビーW杯の年に出身県の香川県でラグビー普及活動に取り組む   →まずは現状把握のため県内のラグビースクールを視察            →ラグビースクールを見学している少年と出会う(香川高専生)        →少年と話す。(学校にラグビー部がなくてラグビーがやりたくても出来ない) また香川県には、学区制の問題や進学を考えてラグビーができる環境がほぼない。 彼のように子どもの頃からラグビーをやって来た選手、また地域に関係なくラグビーをやりたい子ども達がラグビーに取り組める環境を整えないと香川県のラグビーに未来はない。ただ問題や課題が多すぎて僕だけの力ではどうすることも出来ないと痛感。。。

→後日、彼からSNSで連絡をもらい、ちょいちょいやりとりする関係に     →ある日、彼から『学校にラグビー愛好会を作りました!』と連絡あり。(嬉しいことに片岡さんの熱量や行動に触れてと。。。)               →昨年のW杯決勝戦後の翌日の県内イベントに愛好会のメンバーに手伝ってもらう→2020年度には地域も巻き込んで更に本格的に始動する予定がコロナで難しくなる。。。(ちなみに彼らの学校がある地域は県内で今イチバン熱い!!)   

こんな感じでしばらく連絡も取れず、高校生達がこの環境下で自分たちで行動していくのは難しいだろうと思っていました。。。

そんな状況であったのですが、彼らは僕とのopportunityを活かして2020年9月現在、自分たちの力でここまで来たのです!僕はその連絡をもらってめちゃくちゃ嬉しかったんですね。

そしてまた昨日連絡があり、11月の公式戦の出場登録が安全性の面を考慮して出来ないかもしれない。学校側の許可が中々下りないと連絡があり、僕なりのアドバイスをしました。もはや僕は彼らが次々に来る壁をどう乗り越えるか楽しみでなりません!

初めは支援をしなくてはと考えていた彼らとの関係性も、今は応援をするような形に変わって来ました。彼らが一体この先どうなって行くのか楽しみにしながら見守ろうを思います。もしかしたら将来、地元で何かをする時に優秀な彼らが僕を助けてくれるかもしれないと勝手に期待もしています笑 彼らの進捗はまたnoteに気ままに書いていきます。


コロナ禍でラグビー普及のような直接的な取組は減りましたが、有難いことに今までにまいた種から少しずつ芽が出て来ているなとも感じます。

少し余談になりますが自粛期間中、家庭菜園にハマっていて、種や苗を植えたり、水を上げたり陽に当てたり色々やってたんですね。あれこれ手を加えた物は思ったより育たなくて、、、息子との散歩中に家の近くの畑をやっているおっちゃんに聞いたんですよね。コツを。そしたらある程度環境を整えたら放っておくことだと。トマトなんて水をどれだけ少なくするかで甘くなるみたいで、僕は全く逆をしてたんですよね。最後に、あまり難しく考えなくても種を撒いたら芽が出て、花を咲かせて実がなるから。と笑顔をもらいました。

記事のタイトルをチャンスとオポチュニティの違い、とかにしようかと考えたのですが、そんなに大した文章ではないので、今回は『種をまけば芽が出る。花が咲いて実がなる』にしました。

終わりに、最近僕のチームメートや他業種で仲の良い友人達が、それぞれに自分のマイプロジェクトに取り組んだり発信しています。きっとその発信をopportuntyとして掴んで自分なりの道を拓く人が出てくるのかなと思います。そして色々と活動をする時に着地点をそこまで意識しなくても、種をまいたら芽が出るだろうし、花が咲いて実がなって、鳥が種を運んでまた芽が出て、そんな感じできっと未来はよくなっていくだろうと信じて今回は筆を置きたいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?