「実は得意なこと」だけじゃなく、「実は苦手なこと」もあると知った
最近、会社で説明会をする仕事があったんです。
わたし、こう見えて(HSS型HSP・INFP・超内向型なのに)人前で話すのはそこまで苦手じゃないんです。
披露宴みたいに自分自身が主役になってなにかするのは苦手なのに、仕事として何かを人前で話すのには苦手意識があんまりないの、すごく不思議。
今回のお仕事は新入社員たちに向けて、会社で使っているあるシステムを説明するお仕事だったのですが、相手も気張らない相手だし、普通に話せばいいやって思っていて。
もちろん注目を浴びるのが苦手だから、人前に立つの緊張するんです。
心臓がばくばくなるし、顔は赤くなるし、声や手足が震える。
でも、いつもだったら自然に落ち着くし、だんだん気軽に話せるようになっていくからそこまで気にしていませんでした。
だけど今回、びっくりするほどうまく話せなかったという風に感じてしまったんです。
なんでだろう。
少し考えてみましたが、なんとなくこれかな~という理由がいくつか見つかりました。
ひとつめは、相手が新人さんだったこと。
すごく偉い人の前で話す方が緊張する感覚が強かったんですが、今回の場合は新人さん相手が辛く感じました。
彼らの目があまりにもギラギラで、爪痕を残そう!とか、先輩に気に入ってもらおう!みたいな心の奥底にある念みたいなのをすごく感じ取ってしまって。
新人さんたちは、4月に入社してからいままでは同期で訓練を受けていて、今月半ばに現場にやってきました。
(わたしの会社は国内外に支店があり、新人はそのうち大規模な支店4つほどに別れて配属されます)
だから彼らにとって全てが初めてで、すごく張り切っているのを感じました。
やる気があることはものすごく良いことなはずなのに、それに対してどうももやもやしてしまう自分がいます。
なんというか、過去の自分たちを見ているようで歯がゆい気持ちになったし、軽いマウントの取り合いっぽく見えてしまって。
新入社員あるあるだと思うのですが、最初ってマウント合戦すごくないですか?
わたしのときもめちゃくちゃあって、大手企業だからなのかな?
キャリアプランとかを自信満々に語り合って、どっちが優れているか確認し合う感じがあって、わたしは辛かったな。
今回はその感じを久しぶりに目の当たりにして、なんだか刺激が強すぎたのかもしれません。
ふたつめは、わたしの意欲が足りなかったこと。
わたしがいままで人前で話した経験って、別にたいそうなものではないけど、きちんと「話したい」って思える内容だったんです。
だけど今回は別にそういうわけじゃなくて、仕事だから仕方なくやったって感じで。
いままでは「話したい」と思う内容だからこそ、入念に準備するし、相手に伝えるための努力もたくさんしました。
でも今回は、もちろん伝える努力はするけど、淡々と説明することになってしまっていたと思います。
まあ、会社で使ってるシステムの説明を熱意もって話すなんてなかなか難しいと思うけど…
ひとつめの理由で心が乱され、ふたつめの理由でそこまで熱が入らず、結果うまくいったとは言い難い出来でした。
もちろんこれは自己評価で、上司からは満足いただけたみたいだけど、わたしとしてはなんか違うって感じ。
そこで気づいたのが、わたし別に人前で話すの得意じゃないんだってことです。
もし得意な人だったら、こういう理由があっても自分が満足できる程度にはうまくやれると思うんです。
「得意なこと=自然とできること」と何かの本で読みましたし!
わたしは超がんばった結果、人前でそれなりに話せていたのかもしれません。
なんなら、注目を浴びるのは嫌いなんだから、人前で話すことが得意じゃないと気付いた時点でより緊張するようになるし、苦手意識さえ芽生えてきました(笑)
これは別に極端に自身を失ってネガティブになっているわけではなく、冷静にそう感じたんです。
得意なことや、長所に自分で気づけてない人ってたくさんいるイメージですが、苦手なことに気付けないパターンもあるんだなあ。
でも、今回人前で話すことが別に得意じゃないことに気が付けてよかったよね!
気付かずに自分のビジネスにもがんがん取り入れていたりしたら、すごく疲れていたと思うので。
ちゃんと挑戦できた自分に感謝です!
うたたね🪻
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