2019-20 Bリーグ観戦記④

B3リーグに所属している岩手ビッグブルズを中心に気ままに観戦記を書いていきます。

B3リーグ第12節（12/14/Sat）岩手ビッグブルズ（以下岩手）のホームゲームを観戦して来ました。結果は108-68で快勝！！なんとこの時点で連勝が9に、さらに翌日も勝利して連勝を10に伸ばしました。素晴らしい👏

場所：釜石市民体育館
対戦相手：金沢武士団
これまでの成績：18勝4敗（1位）※12/15終了時点の成績です。

試合の感想

釜石市では初開催。しかも釜石市民体育館のこけら落としの試合で、選手達は試合開始から気合が入っていました。1Qだけで6本の3Pシュートを決める猛攻をみせ、30-16と大きくリードして1Qを終えます。その後も勢いは止まらず、中外効率よく攻め続け3Q終了時にはリードを43点までひろげて、そのまま勝利。さらに全員得点のおまけ付でした！

対戦相手の金沢武士団（以下金沢）ですが、武士団と書いてサムライズと読みます。B2から降格したため今シーズンはB3リーグに所属しています。高さは無いですが、スピードと得点力のある選手が多く、勢いに乗ると手強いチームだなという印象をもちました。この日活躍したのは、3Pシュートを6/7という高確率で決めた#11須田昂太郎選手。今後も注目していきたいです。

金沢には昨シーズン岩手て活躍した#50ジージオ・ベイン選手と＃93伴晃生選手がいて試合前は懐かしい気持ちになりました。また、今回はケガで来られませんでしたが、チーム立ち上げ時に岩手に在籍していた#60高田慶太選手もいるので次回の対戦までには復帰してほしいです。

チーム状況

チーム全員がディフェンスの意識が高いと感じます。マンツーマンの時は粘り強くボールマンにプレッシャーをかけて、スイッチもスムーズにできており簡単にはゴール下へ行かせていないのがとても良いです。オフェンスでは選手達が自分の役割を理解し、連勝を続ける中で選手間の連携が深まり信頼も増してきているように感じます。その証拠に、これまで多かったターンオーバーも直近の４試合では減少傾向にあり、アシストが増えてきています。今後はさらなるチームの成熟と控えメンバーの底上げに期待しています。

釜石市の鵜住居地区について

釜石鵜住居復興スタジアムでラグビーワールドカップの試合が開催されたのはまだ記憶に新しいですが、釜石市体育館は鵜住居駅を挟んでスタジアムとは反対側にあります。スタジアムや体育館が建っている場所は、東日本大震災の津波で全壊した小中学校の跡地付近を整備した場所となっているようです。

釜石市出身の#1澤口誠選手は地元釜石で試合をするのは、プロになってからは初めてで中総体以来だとインタビューで語っていました。この地で2連勝したことはチームやブースターにとって、とても特別な勝利となりました。来シーズン以降も沿岸での試合を続けてほしいと願います。

【拡散希望】釜石市民体育館こけら落とし試合まであと3日‼️復興への思いを込めて全力で戦います。皆さんの声援が選手の大きな力になります💪14、15日ともに14時試合開始☺️熱い声援をよろしくお願いいたします❗️土足は禁止です❌#bigbulls #岩手ビッグブルズ #金沢武士団 pic.twitter.com/xnhbEqLmuc

— 岩手ビッグブルズ (@iwatebigbulls) December 11, 2019

チームもこの試合に向けた思いを動画にして宣伝するほど、力を入れていました。

次節への期待

今節の試合で全11チームと対戦しましたので次節からは2巡目となります。まずはアウェイで埼玉ブロンコスとの対戦です。ディフェンスが良いチームですので簡単には勝てない相手です。どちらが早くディフェンスからリズムをつかむかに注目したいと思います。

今回はこれで終わりにします。