2020-21 Bリーグ観戦記⑤
今シーズンもB3リーグに所属している岩手ビッグブルズを中心に気ままに観戦記を書いていきます。
B3リーグの第18節のGame2を観戦してきました。
結果は97-100で敗北。今節は1勝1敗となりました。
日時:5/4(Tue)
会場:盛岡タカヤアリーナ
対戦相手:豊田合成スコーピオンズ
20勝10敗 5位(第18節終了時点)
B3リーグの順位表はこちら
https://www.b3league.jp/standings/
この節の試合前には3人の主力選手(#2ロバート・ドジャー選手、#3髙橋幸大選手、#5千葉慎也選手)が怪我で欠場と発表があり、苦しい状況の中で前日勝利し連勝できるかに注目していました。
1Q:16-26
2Q:19ー18
3Q:31ー34
4Q:31ー22
試合の感想
1Q、岩手ビッグブルズは2-3のゾーンディフェンスだったのですが、豊田合成スコーピオンズの冷静なパス回しからゴール下の#34チャンセラー・ゲッティーズ選手にパスをつながれ失点、ディフェンスが効果的ではないように感じました。ディフェンスからリズムを作れずで10点のビハインドとなります。2Qはマンツーマンディフェンスに切り替え、何とかくらいついて前半は9点ビハインドの展開となりました。
後半は、点の取り合いになります。
3Q開始時は再び2-3のゾーンディフェンスに戻しますが、1Q同様効果的ではなく失点を重ねていきます。前半との違いは岩手ビッグブルズのシュートタッチが良くなり打ち合いについていけたことです。
3Q途中にマンツーマンディフェンスに切り替えた時に気づいたのですが、#31クリストファー・オリビエ選手の足の状態が万全ではない様子で全力で走れていないように見えました。
3Q終了時点で12点ビハインドとなり、追いつくのは厳しいかなと考えていましたが、選手たちはその予想を覆してくれました。4Qは怪我の影響からか#31クリストファー・オリビエ選手を起用せず、機動力重視のメンバーで持ち味である激しいディフェンスから失点せずに得点を重ねて、4Q開始から4分弱で12‐0の猛攻で追いつきます。さらに猛攻は続き17-0のランで83-78となり一気に逆転しました。(3Qからだと19-0のラン)
ここからは両チーム勝利へ向けて激しい攻防になります。3Pを決め合いリードチェンジを繰り返し、どんな結末になるかわからない展開にワクワクしました。勝利にはつながりませんでしたが主力3選手を欠きながら最後まであきらめず戦った選手たちは素晴らしかったです。
最後まで#34チャンセラー・ゲッティーズ選手の高さを生かした攻撃を止められなかったことと2-3のゾーンディフェンスを崩されたことが敗因につながったように思います。
チーム状況
この観戦記を書いている途中で第19節も終わり、結果はさいたまブロンコスに連勝しました。
冒頭に書いた怪我で欠場していた#3髙橋幸大選手は復帰しましたが、#6松尾啓輔選手と#31クリストファー・オリビエ選手が新たに怪我で欠場となりアクティブな選手が10人以下の状況でしたが、連勝できたのは大きいです。
怪我人続出で出場機会が増えている#7原田剛成選手は、チーム期待に応えて活躍する場面が増えて嬉しいです。ベンチメンバーの選手の出場機会が増えたことでチームの底上げになっているのが不幸中の幸いです。改めてバスケットボールは経験のスポーツだなと感じました。
ゴールデンウィークの過密日程(11日で6試合)を終えて、上位の5チームが大混戦の状況です。第20節は首位のアイシンAWアレイオンズ安城とAWAYでの対戦になりますので、この一週間しっかり休んでもらいベストコンディションに近づけて戦いに挑んでほしいです。また、けがで欠場中の選手達の1日でも早い回復を祈りたいと思います。
今回はこの辺で終わりにします。
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