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2019-20 Bリーグ観戦記⑤

B3リーグに所属している岩手ビッグブルズを中心に気ままに観戦記を書いていきます。

B3リーグに所属する岩手ビッグブルズのホームゲーム。第14節(12/28/Sat)を観戦して来ました。結果は70-67で競り勝ち、この時点で連勝が13に伸びました。翌日の試合は敗戦し連勝は13でストップです。

場所:盛岡タカヤアリーナ
対戦相手:東京八王子ビートレインズ
これまでの成績:21勝5敗(1位)※12/29終了時点の成績です。

試合の感想

両チームともディフェンスの意識が高く、特にリバウンドではお互いにオフェンスリバウンドを相手にほとんど許さず、どちらの流れになるかわからない我慢の時間帯が続く試合となりました。そんな試合展開の中で2Qに大きなリードをつくった岩手ビッグブルズが終盤の追い上げを振り切り勝利となりました。その終盤の追い上げを牽引したのがの#6館山健太選手。4Qだけで4本の3Pを決める大暴れで敵ながら圧巻の3Pショーでした。

対戦相手の東京八王子ビートレインズは外国籍選手の入れ替えなどでチームが安定せずに現在6位に甘んじているように見えました。そして今節対戦してみて、やはり力があるチームだなと感じました。特に#24シャキール・モリス選手が加入したことでリバウンドが安定し、元々得点力が高い日本人選手がそろっていますのでインサイドアウトのパスがうまく回り始めると守りづらいチームだなという印象を受けました。今シーズンはもう対戦がありませんが、入れ替え戦を戦った縁がありますので、負けられない相手としてライバル関係を築けていけたら、今後も注目カードとして観戦する側は盛り上げていけるのではと思っています。

チーム状況

今回の観戦では債務超過解消という、うれしい報告がありました!試合前に水野社長自らが挨拶し状況の説明がありました。フロント陣もチームとともによく戦ってくれました。これでB2昇格に向けて成績以外の障壁がなくなったことになります。クラウドファンディングと増資による解消ということですので増資によるところが大きいと思われます。チームのフロント陣には、今後も単年度黒字をつづけて安定した経営を目指してほしいですね。

開幕3連敗で始まった今シーズンですが、現在スターティング5は(#6今井宏樹選手、#8エリック・ニッセン選手、#9中野広大選手、#16伊藤良太選手、#35ジャスティン・ヘラルド選手)固定できており、ベンチメンバーも役割を認識し迷わずプレーできています。さらにチーム力を上げていくためには出場時間が少ない選手たちのチーム内での競争が必要と感じています。

そんな中で動きがありました。選手権通訳の契約をしていた#3久川貴之選手が出場機会を求めて岐阜スゥープスの下部組織(クラブチーム)に移籍することになりました。新天地で結果を出してくれることを祈っています。また、練習生としてチームに帯同していた#7原田剛成選手と選手契約が合意となりました。持ち味がディフェンスということなので、出場機会をつかみ取り気迫あふれるハッスルプレーを期待しています!


選手情報は岩手ビッグブルズのHPを見てね。
https://www.bigbulls.jp/team/players/

2020年の期待

現在単独の首位となっていますので、各チーム今まで以上に勝ちに来ると予想されます。その中で連敗することなく勝っていくことが重要です。また、力のある対戦相手に勝つには、オフェンスでは失点につながるターンオーバーを減らしフリーの選手が確実に得点を重ねること、ディフェンスではしっかりリバウンドを取り相手の隙を見逃さずに速攻につなげて簡単には相手に流れを渡さないことが必要です。これができるチームになっていくと強さが増していくと個人的には考えています。簡単ではないですが、そうなれると期待しています。

何とか2019年に観戦した観戦記を年内に全て書けてよかった。2020年のさらなる飛躍を信じて、これで終わりにします。

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