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傲慢と善良で分かる人間の闇

前回読み途中で投稿をしたこの話。

読み終わったので、感想を話していきたいと思う。
あらすじとか読んでいる途中の感想については上記記事をご覧ください。


感想その1 逃げたくなった

「とても面白かったけど、心が抉られるから2週目は数年後だな。」
これが正直な感想だ。


この世に存在する現代日本人の心の「闇」が凄い読み取ることが出来た。やはり辻村先生の書き方が自分に刺さっているのだと感じます。

物語は大きく第一部と第二部で別れており、私は前回第一部の途中までしか読んでいなかったのだが、そのあとの物語の展開がとても急で、一気に最後まで読んでしまった。

この本を読んだ後になると、自分の今ある生活を全て投げ出して、誰1人関わりのない知らない町に逃げてしまいたい気持ちになった。この感覚はこの小説を読まずとも定期的に来る波なので、「ああ、またこの気持ちが出てきてしまったか」という感じではあるが、それだけ今の生活にストレスを感じている証拠なんだと思う。ただ、実際に行動に移すかと言われればそうではないので言っただけになりそうだが。


感想その2 恋愛に関する価値観

物語の途中で、真実が架に対しての想いについて書いている部分があるが、ここが正直一番心に刺さった。本当に自分と重なるように見えてしまい、それがとても怖かった。

恋愛の価値観についてかなり書かれているため、1つは必ず読者に刺さるところが用意されているのではないかと思ってしまいました。


感想まとめ

そんなことで読み終わってから半ば勢いだけで書いてしまったもので、とても読みづらいかもしれません。

さっき逃げ出したいって書きましたが、来年後輩が入ってくることも確定した中でそんなことは言ってられなくなりました。やりたいことに対しても勉強をしなければならない中で、どれだけ自分のペースを保つことが出来るかが来年度のカギになってきそうです。今年度やめるためにとある資格が欲しいのですが、その勉強もボチボチやっているところです。一発合格しないとやりたいことを先に取られそうなので頑張ります。(多分)

やりたいことやって、それからどこか遠くに逃げたいと思います。

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