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無条件に用意された明日はない(1)リコリス・リコイル

『命の残り時間が分かるからやりたいことに没頭できるのでは?』

最近ふと思いついては消えていくことがあるが、それが「無条件に用意された明日はない」ということである。

なんでそんなことが頭の中をぐるぐるしているのか考えてみたが、最近「命」について考えさせられるアニメや小説を多く見ているからかな?という結論に至った。今回はそのうちの1つ『リコイル・リコリス』について個人的感想含めお話したいと思う。(ちなみに今回を含め全3回を予定している。)

※ネタバレ含むので注意

リコイル・リコリスについて

平穏な日々――その裏には秘密がある
犯罪を未然に防ぐ秘密組織――「DA(Direct Attack)」。
そのエージェントである少女たち――「リコリス」。

当たり前の日常も、彼女たちのおかげ。

歴代最強のリコリスと称されるエリート・錦木千束、
優秀だけどワケありリコリス・井ノ上たきなが働く喫茶「リコリコ」もその支部のひとつ。

ここが受けるオーダーは、コーヒーやスイーツの注文から、
こどものお世話、買い物代行、外国人向けの日本語講師etc、
「リコリス」らしからぬものばかり。

自由気ままな楽天家、
平和主義の千束とクールで効率主義のたきな、
二人の凸凹コンビのハチャメチャな毎日がはじまる!
『リコリス・リコイル』HPより引用
≪https://lycoris-recoil.com/story/intro.html≫

個人的感想

最終話まで毎週毎週楽しみにしてたので終わってしまったことが本当に悲しい。。。それくらいとても面白かった。

特に個人的に千束のキャラがめっちゃ好き。いつもはとても明るいキャラだが芯がとても強く、やる時はしっかり決める感じは正直すこし憧れるまである。(かといって自分がなれるとは思わないが。)

あとこれ本当に個人的って感じだが、千束の声優さんが安済知佳さんという方なのだが、最初安斉さんは井ノ上たきなの声優だと思っていた。なぜかと言えばたきなの容姿が私の愛してやまない某ユーフォニアムの某高坂麗奈さんにそっくりだからである。でも千束の声担当しているとわかった瞬間に「やっぱり声優さんすげぇ。。。」ってなった。プロってすごいですね。

命の残り時間が分かっているからこその「最・優・先」

『私はいつも、やりたいこと最・優・先』
『リコリス・リコイル』第2話千束のセリフより

第2話で千束が言った上記のセリフ。
これ本当に私の今年のテーマである「やりたいことは全てやる」に少し近いものを感じた。しかもそれを貫き通す千束がとてもかっこよく見えた。

物語が進むとわかるが、千束は人口心臓によって生かされている存在であり、元々の寿命もそこまで長くないと本人も理解していると判明した。

「命の残り時間が分かっているからこそやりたいことに没頭できるのでは?」
私はそんなことを思った。

自分の生活には無駄が多すぎる。そんなことわかってはいるし理解もしているが、どうしても命の残り時間が分からないと無駄なことに手を出してしまう。
「あと100年は確実に生きられますよ」と言われるのと「あなたの残り時間はのこり1か月です」と言われるの、どちらの方が危機感を感じるだろうか。もちろん後者だと思うが、それが分かったことで起こせる行動には限りがあることも事実。そう考えたら「無条件に明日がある」ということを思うからやりたいことに没頭できないのではないか、極端かもしれないがそんなことを思ったのでした。

終わりに

正直リコリコはここ最近ハマったアニメの中でかなり上位に入るくらい好きでした。バトルシーンなどもあるがその中でも日常シーンや面白いシーンはたくさんあるので皆さんも見てみてはいかがでしょうか。

???「さかな~」
???「チンアナゴ~~」
あのシーンめっちゃ好きです。聖地巡礼も今度計画していこうと検討中。これも「やりたいこと」の1つ。水族館で白い目で見られてもいいよって人とこのシーンを再現したいのは1つの目標かもしれないです。

命について考えさせられた作品、あと2つはいずれも小説。正直「無条件に」というワードを思い起こさせたのは小説の方が強いですが、はやくそれについても記事にしたいと思います。

「やりたいこと最優先」で明日も頑張りましょう。

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