書きたいのに、書けないブレーキになってたもの
書きたいのに書けない……というブレーキを自分で踏んでいるんだろうなという自覚はある。大きな自己投資をしてライター塾に入れば、すぐにでも書けるようになると思ったけど、それは幻想だった。
ライター塾に入っても、結局書くのは自分。書く技術がないから書けないのか、それとも他の行動を選ぶことで、結果として書かないことを選んでいるのか、そんな自分がいそうだなということを発見もした。
もしブレーキを自分に踏ませているものがあるとしたら、その正体は何なのか。その正体と向き合ってみたいと思った。
まずは、書くことに前向きになれない黒歴史の数々を紐解くことから始めてみたいと思う。
❶小学一年生のとき、「のうさぎ にげろ」の読書感想文を書いた。そのほとんどを母親から赤で直されたやるせない記憶。夏休みの最終日に、泣きながら書き直した思い出がある。
❷運動会のスローガン。母親が考えた内容を私の名で提出させられた。それがよりによって、代表作に選ばれてしまう。運動会当日、母親作のスローガンがデカデカと書かれた布が、校舎の屋上から垂らされ、旗めいていた。目に入る度に、顔から火が出るほど恥ずかしい思いをした。
❸読書感想文が優秀賞に選ばれた。クラスメイトの前に出て、朗読させられたのが死ぬほど嫌だった。「声が小さい」と毎年通信簿に書かれていたほどの引っ込み思案なのに。それ以降、選ばれたくなくて、わざと下手に書くようになった。
❹新卒入社の旅行会社。研修のときに、韓国の代理店にFaxで業務連絡したところ、
「何言ってるか分からない!!!」
という返事がFaxでかえってきた(涙)。
❺とにかくインプットが大好き!
理想的な割合はインプット:アウトプット=1:9ぐらいがバランス良いらしいが、私はその逆。インプット10でも生きていける。ライター塾で江角さんが「インプットが好きなのですね」と言ってくださったおかげで、これが私なのだと肯定できた。
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これらの黒歴史が、書くことに対して無意識のうちにブレーキをかけているような気がする。さらに、これらを選択することで得られるメリットデメリットが存在するはずだ。それを色んな角度からみてみたいと思う。
❶江角さんのブログ講座で、書く内容は主観で良いと言っていただいた。主観は、自分にしか感じられない感情だからこそ価値があるものだ。自分の価値は自分では分かり難いものだ。それでも自分の価値を「良い」と言ってくださるありがたい存在に感謝し、受け取ることから意識していきたい。
❶❷子どもの課題に口出し手出しするのは、実は母親の課題であったということに気づけた。嫌な記憶ではあるものの、反面教師にできたおかげで、私は自分の子どもの宿題を過度に手伝って子どもの自己肯定感を下げたり、自らの時間を削るということをしなくて済んだ。
また、自分ができないから口出し手出しされたのだという思い込みを払拭するには、書き続けるしかないのだろう。
❸目立つと嫌なことが起きるという思い込み。賞に選ばれるということは名誉なこと。だが一方で、発表など人前で話すことは、緊張してしまうので苦手だという事実が分かった。同時に起こったことを結びつけて記憶してしまっていたようだ。
できるけどやりたくないことは、自分で決めていい。
❹このショッキングな出来事のおかげで、それ以来相手の立場にたって分かりやすいかどうか考えながら書き、再度送る前に確認するという習慣がついた。そのおかげで、「メールが丁寧。資料がわかりやすい。」と上司にお褒めの言葉をいただくようになった。
❺発信が滞っているときは大抵、インプット過多に陥っているとき。発信がないなと思ったら、何かのインプットに勤しんでいると思っていただきたい。
インプット→アウトプットの間に、またインプットを挟んでしまうので、アウトプットする暇がない!という自分の生態を発見した。
学習欲が旺盛なのは良いことだし、これからも生涯学習は続けていきたいが、バランスは見直した方がいいかな(笑)
アウトプット前提のインプットは効率や定着が良いこと、自分の経験が誰かの役に立つこともあるという成功体験を少しずつ積んでいくしかない。
一方で、書く気持ちを後押ししてくれる良い思い出もあるはず。アクセルになる素材も見つけていこうと思う。
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