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相手の立場にたった行動って、こういうこと。お手本みたいな病院があった

娘が登校中に転んで、額のたんこぶがみるみる腫れてきたと学校から呼び出しを受けた。整形外科の紹介を受けて、大丈夫だとは思うが念のための検査に、初めて訪れた脳外科が素晴らしかった!

新しい建物で清潔感がある。
それ以上にスタッフさんたちの丁寧で温かい対応、キビキビした動きに好印象をもった。

患者さんごとに手すりを拭く、感染対策の徹底ぶり。問診はブラインドタッチで入力しながらも、患者に親身な声かけを忘れない。

診察室では、医師がわざわざ椅子から立ち上がって出迎える衝撃1。
名前を名乗って挨拶してくれる衝撃2。
診察結果(異常なしでした)を、安心できるように笑顔で説明してくれるナイスミドルな医師に衝撃3。

なんていい先生なんだ(院長先生だとあとで分かったが)
人としてちゃんと向き合ってくれていると感じられる立ち居振る舞い。
この院長だからこそ、スタッフさんたちも素晴らしい動きをみせているに違いないと確信した。

私が病院嫌いとなった原因の医師と言えば、顔も上げず、目も合わせず、横を向いて何かを書いている残念なイメージ。それを払拭させてくれた素晴らしい存在。

その理由の一つにメディカル秘書の存在があった。分業によって、医師の気持ちの余裕と患者からの信頼がもたらされているんだな。これは大きいな。

これまで私が思ういい先生(医師)と思う定義は、やはり人間性。でもそのはかれない人間性を何をもって定義していたのかと考えた時に、今回のように目に見える行動ではかっていたんだなと感じた。


レントゲンとCT検査では、初めての体験にお守りがわりとして、ぬいぐるみの同席も笑顔でOKしてくれた技師さん。

検査の待ち時間に椅子の間に娘の腕が挟まるハプニングにも、すぐに数人が駆けつけて、笑顔で対応してくれた看護師さん。

受付の方も誰を見ても素晴らしい対応で、これまでの病院の印象を覆された、良い意味での上書き体験。


ただ、頭のケガはこりごりで、もうお世話になりたくはないのだが、またここに来ようと思えるサービスだった。


サービス精神旺盛な姿勢が評判となり、人を呼ぶのだろうか。広い待合室には、それなりの人数が待っている。

それにしても3時間を超える待ち時間には閉口した。小学生になった娘が、何とか持ち堪えてくれていたのには成長を感じた。

メモ帳を持ち歩いていたお陰で、お絵かきをして気を紛らわせることができた。

ただ、別の人が呼ばれるたびにため息をつき、
「もぉ〜、もう100分も待った」
と子どもをこんなに待たせるなんて、なんたることかとこぼしていたのには苦笑い。

待ち時間のご褒美に、オムライスを食べた娘は、満足気に帰りました。

娘を心配しながらも、病院に来てまで、人の働き方が気になる私って。職業病だわ〜と自分の新たな病気に気づいたのでした。これはどこで診てもらえばいいのでしょう?

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