70年代~80年代のスーパーカーについて

はじめまして

  • 私の経験に元ずいて、当時のスーパーカーについて語りたいと思います。

  • 排ガス規制が始まって、並行輸入も認められて、ディーラー車とヨーロッパ並行車の違い等について。

  • 国別による、作りの違いについて。

  • etc

私の経歴
 22歳新卒で、スーパーカーに触れると言う事で、東京のエリートスポーツに入社。当時エリートスポーツは、並行自動車輸入組合を創って、副会長をしていました。
国産車の50年排ガス規制が始まり、輸入車は2年遅れの丁度排ガス規制が始まった年です。
アメ車は、1980年から触媒が標準で着いていたが、82年までは要らないのでワザワザ外してストレートパイプを取付けした記憶があります。
82年からは、日産の触媒をポルシェやランチャ、フェラーリ、ロータス等に取付けした。デトミニ等の小さい車には、組合オリジナルの触媒を着けた。


ディーラー車と並行車の違い
 当時、ディーラー車は馬力が少し下ったカリフォルニア仕様車を日本仕様車として、輸入していた。メーカーで触媒等の装置が取付けられているので、日本に来てからは、電気周りを日本の基準に合わせて改善すれば良いだけでした。
 一方、並行車はヨーロッパ仕様の馬力のあるものを輸入して、触媒やEGR等の排ガス装置を取付して、排ガス試験場に持っていって、試験に合格して排ガスの10台枠を取っていました。
登録まで済ませると、排気抵抗でエンジンが壊れる可能性が有る車は、中身を抜いて納めたこともあります。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?