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コメント返し的なサムシングとか

こんにちは。三ツ矢です。

↑2つの記事、読んだり拡散して頂いたり、中には御支援して頂いた方もいらして本当に有難うございます。

 プロジェクトを公開した最初と最後以外は支援が集まりにくいというCFの特性上ある程度情報を絞りつつ定期的(週1くらいでしょうか)に小出ししていく予定なのですが、RTして頂いた後のコメントを拝見していると小出しにしている弊害が出ているなと思った部分もあったので補足しようかな、と。

 ゲームセンター業界で商売をするにあたり市場規模にも言及しており、不愉快に思われる部分もあるかと思いますがあしからず。

見受けられたコメント

・タイトルが悪い
 私の周りに退職エントリ大好きマンが多いので、退職する企業のネームバリュー的にもエンターテイメント的にも多くの方に目にしてもらえそうかなと思っていたのですが誤算でした。
「退職エントリを読んでいたと思ったらいきなり音ゲーの話が始まった」
こんな娯楽記事として読んでもらえたらなーといった気持ちが大きかったです。

・普通に(スタッフを)呼んだほうが楽じゃね?
 間違いなくその場合もあります。そもそも、ゲームセンター利用する方たちで年配の方も数多くおり、スマホ自体を持っていないといったケースも必ずあります。
 その場合、近くを通ったスタッフを呼び止める、物理的なチャイムを押しに行くなど旧来の方法で対応を求める必要がありますが、それは残って然るべきだと考えています。
 サービスが既存の手法の完全な置き換えになるとは想定しておらず、"旧来の方法""サービスを利用した方法"の2つの中からお客、お店の都合の良い方法で呼んでもらえれば良いのではないでしょうか。

 お店のメリットとして、より顧客の声を拾えるであったり、対応履歴が確認できるであったり、データを活用できたり、今までに無い部分を提供出来るのと思っているので導入しておいて損はないサービスにしていきたいですね。

・結局メンテ出来るスタッフいなけりゃ早く来てもムダじゃない?
 ここは後々の記事で言及しようと思っていた点です。コンセプトとして「高度な対応を誰もが出来るように」と考えているので、呼び出しリクエストを受ける端末からリクエストを受け取った機種それぞれのメンテナンス方法などにアクセス出来るような仕組みを実装していく予定です。筐体まで端末を持っていって、そこでわかりやすいマニュアルをみながら対応出来れば新人さんでも出来るようにしてあげられるかなと思っています。
 初期は単純に呼び出しがその場で出来る、対応履歴が残る程度のサービスですが、段階的に改善してより良くしていきます。

・もっと領域広いところでやったほうがいいんじゃない?
 ここが今回CFでプロジェクトを立ち上げたキモになる部分だったりします。まだサービスの詳細までは固まってはいないので仮定としてですが、1店舗辺り5,000円/月の利用料を頂戴したとします。

 次に、上の記事に記載されている現在のゲームセンター数約4,000店舗として純粋に売上の理論値を出してみると、

5,000円/月 × 4,000店舗 = 2,000万円/月

となり、年間で

2億4000万円/年

 上記が売上の理論値になります。正直、ビジネスとしては旨味が全くありません。ここから、サービスの拡充や新サービスを提供して1店舗あたりの売上を10,000円になったとしても年商5億円にも満たないことになります。理論値が、です。(駅前のパチンコ屋でももっと売上あります)

 実際には、50%のシェアが取れれば御の字だと思いますので年商1億円程度が関の山なのではと思っています。しかし、50%とはいえ店舗数的には2,000店ほどあるのでどう考えても人の手で色々と対応する必要があり、社員を雇わなくてはいけません。売上的に雇える人数も限られるのでジリ貧です。

 前記事にも書いてありますが、ゲームセンターを盛り上げたいといった気持ちは私個人の想いです。最初から資本を入れてガッツリ開発をする場合、投資機関や投資家から投資を受けるにはスケールするビジネスモデルでなければならず、『何故ゲームセンター業界から始めるのか?』と言った点がネックになります。

 市場調査をした際に、競合になりうる企業やサービスが殆どおらず、競合や新規参入が少ないのも市場がしょっぱいからという一面もあるのかなぁと思ったり。

 ただ、裏を返すとチャンスでもあり"似た業種・業界で汎用的に使えるサービス"であれば、技術力や有意性の低いサービスでも戦える市場である、と取ることも出来ます。サービスを提供し業界に貢献しつつ、業界からはフィードバックを貰いながら互いに成長し、サービスとしてある程度成熟し競合優位性を確保できてから投資を受け、広い市場に手を広げるといった展開が出来ると踏んでいます。(人が増えリソースが潤沢になればなるほどサービスの改善は進みます)

 そのため、ゲームセンター業界を一番最初の対象にするには投資を受けるのが難しいので実績を作り、競合の多い他業界でも戦えるレベルまで改良をするまでを自分たちの資本だけでやる必要があります。(勤めながらの両輪でやる理由はここです)

 CFでプロジェクトを立ち上げたのもどうせ自己資本でやるのならば、ご支援頂きながら何をやっているのかを知って貰い、事業継続性を上げる手筈は打っておこうといった考えがあったからです。なので、将来的に似た課題のある業界全てに貢献できるよう設計していますが、個人的な想いの強いゲームセンター業界に対してまず出来ることをやっていこうといった作戦の元、動いている次第です。

今回はここまで。
引き続き、応援やご支援お願いいたします。

 

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